第67話 後語

 皆様如何だったでしょうか?

 



 どうも、ほむひです。


 着想から一年近く。

 当初はもっと簡単に終われると思っていたのですが、どうにもこうにも長くなってしまいました。

 それでも、最後まで書ききれたのは見つけて、そして読んでくださった皆様のおかげです。

 本当にありがとうございました。


 初めは、最近流行りのざまぁ系や、俺つぇえ系が少し食傷気味だったので、なにか書けないかな?から始めたお話でした。

 おじさん目線なら自分でも、と思い、そんなおじさんが活躍する、だけど泣ける話を作りたいなぁ、と。

 ただ名づけのイロハが全く分からず、もしかしたら一番時間がかかってしまったのもそこかもしれません。

 まぁ、結局大分適当になってしまったのですが、、、

 その点は、登場人物たちには本当に申し訳なく思っているところです(もしかしたら、この後直すかもしれませんが)。


 さて、ミクラの話はこれにて終わりになりますが、物語はその子達に引き継がれていきます。

 連綿と続く物語の序章にすぎないかもしれない今作でしたが、それでも一人の男の生き様としては描ききれたのではないかと思っています。

 人の一生は一度きり。

 その一度で何を残せるか?

 それは終わるその瞬間まで、多分わかりません。

 ですが、終わるその瞬間に惜しんでくれる人が一人でもいて、そのあと誰かの支えになり続けられたのなら、それは大きな宝物を残せたということに他ならないと思います。

 その誰かってのが、一番身近で、一眼大切にしていた子や妻であったのなら、それは何とも幸せなことではないでしょうか(それが一番難しいのかもしれませんが)?

 そういう意味では、ミクラは良き人生を歩めたといっても過言ではないような気がします。

 良き親父たれ、それは簡単なようで、とても難しいこと。

 その一幕を見れたところで、この物語は一段落とさせていただきます。


 ナタクとモクランのその後の話など、もう少し書きたいところもありましたが、そこらへんはまた機会があればということで。


 以上、まずはここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【完結】飽食の宝箱 ほむひ @shousi925

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ