蝶に導かれた少年は、過去を溶かすようにピアノの鍵盤を弾く!

丁寧な情景描写が魅力です。
母親との確執、諦めた思いなどが淡々と表現されています。
最終盤に登場する少女が、いささか唐突と思われるかもしれません。
ですが、母親の「いつかの笑顔」を引き出す演出として鑑賞するならば、それはそれで味わい深いのではないでしょうか。
素敵な物語をありがとうございました。