アステロイドに誘われ

糠星を一つに選びぬくの困難だ。そも、選ぶものさえ知らない無いし意識しない。而してレンズという多様な目を凝らす。小惑星が惑星へと変貌する。レンズもあまりに凹みすぎているから。私はそれを美しく想い、ともに彗星と成り果てるか、気づかず過ごすかしてしまった。私はこれからもそうだろう。美しいのだ。私は先まですべて美しと念うていたが、目を覚まさせられた。では誰を信じればいいのだ!皆が裏切り切り捨て我欲に走り俄然堕ちる。そんな確率には頼れぬのだ。解決の不可能、希望も可能性もない。それをどうする。誰かを運に願い祈る。選び抜けぬのだ。条理。

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楽信say創造 鵜山 定水 @monastic_knights

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