作者と読者
@Gpokiu
表層
言葉
「あなたは、真実がどんなものか理解していますか?」
「真実ね、考えたことはあるよ。ボクにとってそれはズバリ、『炎』だね。」
「ほう、炎。いかにしてそのような考えに?」
「まあ詰まるところ、理想は虚像にすぎず、現実に持ち込むことは不可能ということさ。」
「それは、イデア論に基づいた思考ですか?」
「うん、そうだね。真実も同様に、存在しているもの、していないものの区別をつけるべきだという話さ。」
「なるほど……。では、真実を表すためには、ケン・リュウのような実在しないものをメタファーとして語る方法が必要であると。」
「ふふっ、わかってるじゃないか。」
解説
真実?そんなもん考えたことないんだけど。うーん、まあ適当なことでも言って乗り切るか!って、え?その理由?えっと、とりあえず意味ありげな感じで、適当に喋っておこう。
ふぅ、なんかよくわからないけど納得してくれたからいいや。ていうかいであろん?何言ってんだこいつ。まあよくわからんが、さっき言ったことと同じようなこと言っといたらいいだろ。
おお〜。またなんか勝手に納得してくれたな。この人賢いなぁ〜、いや、俺がバカなだけか?まあいいや。とりあえず、剣竜さんに感謝感謝!そしたら最後に、「対等に話してますね」感を出しておくか。
作者と読者 @Gpokiu
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