らっきょラッコ☆

夢月みつき

第1話らっきょラッコなふたり

「らっきょラッコ☆」登場キャラクター紹介


1. 「らっきょラッコ」

らっきょラッコ族の男の子。

聴き間違えから、うまれる不思議生物一族。甘酢らっきょラッコ。

らつ美ちゃんがだいすき。


2. 「らつ美ちゃん」

らっきょラッコ族の女の子。

やっぱり、この子も甘酢漬けのらっきょラッコ。

🌛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・🌛



ボクは「らっきょラッコ」聴き間違いから、産まれた不思議生物さ。

ラッコをらっきょと一瞬、言葉を聴き間違えた。作者の声と思考から誕生したんだ。


ボクは、らっきょラッコ!元気いっぱいの、らっきょラッコ族の男の子。

らっきょうは、いいよ~。カレーライスにもとっても、あうよ。

甘いのとしょっぱいのがあるけど、作者は甘い方がすきなんだって。


だから、ボクは甘酢漬けのらっきょラッコ!でも、お父さんとおじいちゃんは塩漬けなの。

なんでだろう?幼馴染おさななじみのらつ美ちゃんと今日は、カレー屋さんにカレーライスを食べに行くよ。楽しみだなあ~!


「いってきま~す」


☆★☆


ボクは、ウエストポーチを腰に付けて、カレー屋さんの前で待ち合わせをしていた。

可愛いチェックのワンピース姿で、らつ美ちゃんは、待ち合わせ時間より少し、遅れて来た。

ボク達は、楽しくおしゃべりをしながら、一緒にお店の中に入った。



席に座って、メニューの中から店員さんに、カレーライスセットをふたつ注文するボクとらつ美ちゃん。

その時、店員さんの目が光ったのは、ボクの見間違いだったのかな。

しばらくして、ボクと、らつ美ちゃんの席にカレーセットが運ばれてきた。


甘口のチキンカレーライスと、きゅうりとトマトが入った、レタスサラダ。温泉卵も付いてる。おいしそうだね。らつ美ちゃん!


「うん、おいしそうだね。」


らつ美ちゃんも、ボクをみて嬉しそうにうなずいた。

その時、店内のお客さん達や店員さん達の目の色が変わった……。


「カレーには、らっきょうだね。そうだ、そうだ。らっきょだ。おいしそう。」


口々に、物騒ぶっそうなことを言うみんな。ボク達、食べられちゃうの?

ボク達は、ぶるぶる震えると急いで、お店から逃げ出した。


☆★☆


あー、怖かった!もう、カレー屋さんに行くのやめよう。今度は、ボクのお家でカレーを食べようね。らつ美ちゃん。

あっ、みんな、らっきょラッコ族だから大丈夫だよ。



きゅ~、きゅ~。きゅ~、きゅ~。ボクらは、らっきょラッコ族。今日も、明るく陽気にいくのさ。キュ~☆


🌛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・🌛

勢いで、一気に書き上げた作品でした☆

ありがとうございました。

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