『竹取物語』こそ日本最古の小説であるへの応援コメント
興味深く拝読しました。
竹取物語はファンタジーの古典として、一般的な昔話として親しまれながらも内容は色んな解釈がされていますね。
こちらのように文献として出来る限りリアルな研究解釈を試みる筆者にただ賞賛の意を評したいと思います。
拙作に
「SF小説 しん 浦島太郎」
という試みがあり、こちらは徹底的にコメディに変換したものですが、古典物語の解釈という意味では同じ考えでの作品であります。
もしも興味持って頂けたなら覗いて見てください。
この先も拝読します。
作者からの返信
お読み頂き、ありがとうございます。
今は、時間が無いのですが、浦島太郎のSF小説を、そのうち必ず読ませて頂こうと思います。
『竹取物語』こそ日本最古の小説であるへの応援コメント
はじめまして。
森下巻々(もりした・かんかん)と申します。
大変な労作と見受けられ、古典を読めず無知な僕にも興味深い文書です。
ただ、僕が思ったのは、内容の一貫性が高くプロットがある、とのことになりますと、むしろ物語のほうに近づくのではないでしょうか? プロットを見えにくくさせていても成立するのが小説だと思うのです。
また、源氏物語は小説と呼ばれることがあるけれど、竹取物語は物語とされる、というのは語り手に注目してのことではないでしょうか? 竹取物語の語り手がフラットな感じなのに対して、源氏物語には、より人間的な語り手が立ち上がってくると感じられているからではないかと推測するのですが……。
繰り返しますが、大変な労作だと思います。投稿くださり有難うございます。
作者からの返信
森下巻々さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
物語と小説の違いについてのご意見だと思います。ただ、これをつきつめて論じるつもりはありません。語り部が語るから物語と規定されれば、『竹取物語』は確かに物語だと思います。
一貫性というのは、物語にせよ小説にせよ必要なものです。私が『竹取物語』を小説だと言うのは、この物語がこれまで一貫性をもって読まれてこなかったという点において、ここが辻褄が合わないのは「物語」だからしかたないというあきらめで読まれていたということの批判なのです。この「しかたない」を専門家の間では「物語力」というのだそうです。
中納言の段「いゝいけたる」の問題への応援コメント
前話からの流れが論理的ですっきり、自身の行動に恥ずかしいとは面白い。
あらためて日本最古の小説が竹取物語に説得力を感じます。
作者からの返信
ありがとうございます。
やや、我田引水的な論ではありますが、何とか書き上げました。
下ろすのになぜ引くのか(自業自得説から考える)への応援コメント
4話を並べられると自業自得に持ち込まれるべきが説得力が凄いですね
じゃないと納得いかないですわ。
作者からの返信
特に中納言と大納言の段は鏡写しの構造が認められ、同じ様な顛末になっていると考えられます。自業自得に持ち込む方法も似ていると見てよいかなと思います。大納言は竜の存在を信じ切っていたし、中納言は燕の子安貝を確かに取ったと信じ切っていた。
庫持の皇子の嘘の冒険談(百日の誤差の理由)への応援コメント
ここで月の世界の設定がくるのかー百日の誤差は読者への宿題···くぅ~やられたぜって気分だ!
作者からの返信
ありがとうございます。
作者は浦島子伝説をうまく取り入れていますね。
蓬莱山をとこよのくにとつなげている節もあります。
編集済
仮名の魔性「思ひ翁は」は「思ひ置きなば」であるへの応援コメント
「翁」が「おきな」をに変わるだけでスッキリぐわいがすごい!新解釈の方を支持にいいねだ!♥
作者からの返信
ありがとうございます!
先入観と思い込みが物語を見えなくさせています。
編集済
背中合わせの「あした」と「きのふ」(「たちまうでく」の問題)への応援コメント
現代的感覚では訳せない解釈面白い!
本当に古文全般を洗い直す価値はありそうなワクワク感いいね!
作者からの返信
ありがとうございます!
この「きのふ」の解釈は、古典全般への問いかけです。
ぜひ、洗い直していただきたいものだと思っています。
まだ、一番大きな、そして一番大事な読み違い説を出していません(書いていません)。
楽しみにしていたければ幸いです。
月の世界はどんな所かへの応援コメント
仮に、高度の文明を持つ宇宙人が居たとした場合、宇宙人の寿命が地球人類よりも相当長いだろうことは私にも容易に想像出来ます。
頭脳の働く期間が長ければそれだけ研究も学習も深く行うことが出来ますからね。
幾多のSF小説では、圧倒的な科学力や武力で宇宙人が地球侵略に来る話がありますが、正直私は実際に高度な頭脳の持ち主が果たしてそんな野蛮な攻め方を採用するだろうか?と疑問を感じております。
作者からの返信
竹取物語は日本最古のSF小説とも言えます。
あなたのSF小説にも、新たなインスピレーションを与えるものかもしれませんね。