最後の語りかけらるような言葉がピリッときいてます。まるで詩を読んでいるような、たおやかな気分にさせてくれる。中学生時代ってどんなんやったかなと考えると、この作品は「平凡」でも「片思い」でもあらしまへん。そこにあえて、このタイトルをつける。それが静けさのテクニックかもしれまへん。
平凡でも、 ありふれていても、 初めての恋は、あなたにとって特別な恋。 それは、思い出の国の美しい幻? それとも、その手に触れる事の出来る甘い果実? 美しい思い出を優しい作者が、瑞々しい感覚で綴る。 おすすめです。