絵空事とは思えない幸福の物語

幸福というものについてある種哲学的に考えさせられる、そして作者のハヤシ様も深く考えるという実に興味深い小説ですが、それでいて説教臭くなく「物語」としてもとても趣深いものになっています。僕自身もこの作品を読んでいる時、考えさせられると同時にこの中の物語に大きな満足感を味わえました。今までにあまり無かった小説なのかなという風にも思うので、このレビューを見てくれた方もぜひ一度読んでみてください。