編集者さんについて考えてみた。
いやぁ。
ちょっともう、身体がついていかない。夏の暑さに。
そこにきて、お盆の魔物(※)との激闘。
満身創痍です!!
まだ、第一稿を送ってから間が開いておりません。
悶々としながら待ってる期間です。
って事で。
今回、縁があって今後お世話になる事になった編集者さんについて、ちょびっと書いちゃおうかな、と思う。
個人情報は絶対書かないよ。IT業界──特にWEB世界に生きておりますからね……そんな怖い事は絶対に出来ません。
と、その前に。
カクヨムにも、実は編集者さんが作品を投稿していたりします。
その作品が、物凄く「へぇ~」って感じだったので、ついでにココで紹介しちゃうね。
@kantamanpさん( https://kakuyomu.jp/users/kantamanp )
【編集者視点のいい小説と悪い小説】
https://kakuyomu.jp/works/16817330661119542890
神辺 茉莉花さん( https://kakuyomu.jp/users/marika )
【ラノベ編集者になってみた!】
https://kakuyomu.jp/works/16816927859608558251
(ちなみに、神辺 茉莉花さんの作品にKACで出会っており、楽しく読ませていただいたりしてたよ!!)
海橋祐子さん( https://kakuyomu.jp/users/Luna_72/works )
【とある赤ちゃん編集者が叫びたい校正のこと】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897677895
自分でも書籍化打診実況エッセイ書きつつ、色々な方の出版体験記エッセイ等を読んでて思った。
『実は、作家の体験記よりも、編集者さんの方の視点が大事なんじゃないか』
って。
何故かって。
どうしても、私たち書き手たちは、編集者さんの事を『個人』として認識しにくいのではないか、と思って。
編集者さんを『その出版社の一部』のように感じて、個人(作家) VS 企業(編集者)と、無意識に認識しているんじゃないのかな、と感じてさ。
ってか、私がそうだったんだよ。
お声がけいただいた編集者さんは、あくまでイチ担当者であり人間。
なのに、編集者さん自身が、さも出版社そのものであり、全ての裁量権を持っているのではないか? と誤認してしまう。
そういう事って、ない??
お声がけいただいた編集者さんと話してて思ったんだけれど。
編集者さんは、本を作るとした上でのビジネスパートナーであり、ある意味、その出版社にいる、唯一の味方、みたいな気がするんだよね。
だって、その人は、無名で社畜の私の作品を見つけて、「本にしない? 私が出版社との窓口になるから」って、声をかけて来てくれたって事だからね。
ただし。
その編集者さんにも、仕事のスタイル・個人の好みがある。
実は、色々聞いてみたんだよ。
事前に体験記とかを読んだりしていたので
「進め方って、どんな感じなんですか? アレコレ編集者さんの方で方向性を決めるもんなんですか?」
って。
ええ。疑問に思った事は、聞かないと気が済まないタチなんです。ハイ。
そしたら答えてくれた。
「人による」
って。
編集者さんの仕事のスタイルは千差万別で、全てを全て制御したい人から、フリースタイルまで。
制御スタイルの人は、方向性、スケジューリング、絵師さんの方向から広告の仕方まで、全部制御したい派。受け身スタイルの人とは物凄く相性がいいね。
一方、フリースタイルの方。
基本、作家のやりたい方向性に合わせて調整してく方。
実は、今回お世話になる編集者さんは、比較的フリースタイルタイプ。
だから、書籍化打診実況エッセイなんて書けるんだよ。OKが出るんだよ。
広告も、NGパターンはコレだから、あとはお好きにガンガン行っちゃって!! スタイルだった。
物凄く、私と相性が良い、と感じた。
ただしこのタイプの人は、悩みすぎて動けない・どうしたらいいのか分からないと手が止まる、というタイプの人とは相性が悪いと思う。
相手の流儀が分からないと、「何をしたらいいのか」「どこまでやっていいのか」「どれがNGなのか」が分からなくって、悩みすぎたり動けなくなったりする、そういうタイプの人と、このフリースタイルの編集者さんの場合は、ちょっとやり取りが大変になるかもね。
でも。
聞けばいいんだよ聞けば。
大概、聞けば教えてくれるから。分からない事があったら、ドンドン聞いていけばいいんだよ!
ま、「この作家、めんどくせぇな」と思われるかもしれないけどね!
気にすんな!!
上手くいかない方が嫌だしさ!!!
あ!!
ちなみに、だけど。
小説を書いたりする方の趣味については私は能動的ですが、仕事は受け身です。クッソ受け身です。お客様の言う事について『Yes,sir!!!』という、完全YESマンです。
……だってさ。
仕事は私は受注側だもん。お金を出してくれるお客様に右に倣えよ。従順よ。社畜ですからねッ!!
って事で。
第一稿を提出して何もする事がない私は、このエッセイを書きつつ、他に何かできる事はないかと、脳内で模索しております。
どうせ直しが来たら、その修正に時間とられつつヒーヒー言う事になるのだし、動ける今のうちに、色々計画しておくのがいいと思うんだよね。
あ。
イラストレーターさんも、探さなきゃ……
最近、色んな絵を見すぎて少し疲れてきたよ……
私は絵より、文字を追ってる方が楽なんだな……たぶん。
では!
今回はここまでね!
それでは!!
*****
※お盆の魔物
まぁ、そう呼んでるのは私だけだけれど。
製造業では通じるかもしれない、俗に言う「お盆進行」のこと。
お盆は大概、どこも止まるんよ。休みになる。工場とかもそこに一週間、ないし二週間の機械停止期間を設ける。工場とかは、その間に長時間かけないと出来ない機械調整とかを行ったりするんだけれど。
IT業界も「製造業」の末端、端くれ。なので、そのお盆期間、システムをお客さんが使わない期間(使う人が少ない期間)に、色々システム入れ替えを行う。
コレのキッツイ所は、お客様自身はお盆期間休んじゃうから、その間連絡が取れなくなるんよ。だから、お休みに入られる前までに、必要な事は全部詰める必要がある。
そして、お盆にシステム入れ替えという、絶対動かない納期の為に、開発作業も佳境を迎えるんですよ。
システム入れ替えがないお客さんも、お盆期間はお休みなんですが……
その頃に納期を迎えるモノとかがあったりするんだけど、その場合、何故か「お盆休み前までにお願い!!」ってなるんさ。
どうせお盆直前に納品したって確認はお盆明けなんだからさ……お盆明け納品にさせてェや……
っていう、クッソ忙しい期間の事を、「お盆の魔物」と私が勝手に呼んでいる。
亜種として、「GWの魔物」「年末の魔物」「年度末の魔物」がいる。年によっては「シルバーウィークの魔物」も時々生まれる。
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