第6話 「Hearts & Minds ハーツ & マインズ」(心と精神)
という映画は、アメリカ主導のベトナム戦争を描いた映画です。(1974年アメリカ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Hearts_and_Minds_(film)
この映画の冒頭、アメリカ大統領ジョンソンはこう演説します。
「(アメリカが支援する南ベトナムが)この戦いに勝つには、ひとえに彼らのHearts & Minds (意欲と気質 心と精神)にかかっている」と。
ところが、アメリカのマペット(操り人形)である南ベトナムも操る方のアメリカ自体にも、Hearts & Minds (意欲と気質 心と精神)が無かったがゆえに、アメリカという国家は戦争に破れました(軍需・医療産業、銀行業、マスコミは儲かりましたが)。
化学兵器(ナパーム弾)・巨大爆撃機・戦車やミサイル・大量の爆弾という道具に依存するばかりで、アメリカ人や韓国人という侵略者たちの精神は空っぽだった。
◎ 子供7人をアメリカ軍に殺された棺桶屋の親父が言います。
「アメリカが何十年戦ってもベトナムを征服することはできない。食べる米がある限り、ベトナム人は戦い続ける。米がなくなったら、また田んぼを作り、耕して戦うだろう。」
(北)ベトナム人はスピリッツで戦ってきた、ハートで生き抜いてきた。5,000年間生き続けてきた民族がそれを証明しているのです。
◎ 中国も同じではないでしょうか。
中国人(と在来種日本人)にはHearts & Minds (意欲と気質 心と精神)がある。
中国はアヘン戦争の敗北という底辺から200年かけて甦った。
日本人も、第二次世界大戦による焼け野原(1945年)から復活した(が、2023年の今、再び転落しようとしていますが)。
大学日本拳法時代、練習で死ぬほどしごかれ「根性」「根性」と言われ、「バカヤロー、根性で飯が食えるのか」と思う時もありましたが、商社マン時代の5年間は、知識や教養ではなく「根性」で確かに勝ち抜きました。
◎「パリサイ派猶太人世界からの完全なる離脱」ができる国は中国しかいない。
たかが数カ国の白人国家を敵に回しても、全世界80パーセントの国々が、中国の存在無くしては成り立たないという地球規模での現実を考慮すれば、中国は「パリサイ派猶太人的人間」たちを無視できる立場にいるといってもよいだろう。もちろんそれは、中国という国家がアヘン戦争以来この方、自分たちの努力で勝ち取ってきたものです。
まあ、中国は中国ですから、たとえ反中国の国家であっても、それなりに付き合う(取り込んでしまう)だろう。「WinWin」こそが、数千年来の彼らの国是なのですから。
2023年7月24日
V.1.1
2023年7月25日
V.1.2
2023年7月26日
V.2.1
平栗雅人
「大巧は拙工のために縄墨を改廃せず」V.1.2 @MasatoHiraguri
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