第3話 友だち、タクト
あたしは朝の教室で一番乗り。誰も居ない。あたしは自分の席に座る。あ~あ、早く来すぎちゃった。
そこに、友だちのタクトが。タクトは、あくまでもサッカー好き。サッカー部員ではない。
「わたあめ~おはよー」
「うん、おはよー」
あたしとタクトはひまなので話している。タクトはサッカーの話題にしたがる。サッカー好きなら部員になればいいのに。
そこに、クラスのリーダー的存在、ケンタが教室に。あたしとタクトを見て顔を赤くして無言である。
「ケンタ? おはよー?」
「ああ、おはよー。わたあめさん」
だから、あだ名がわたあめってさ、あたしはイヤだなー。あたしの名前はみさきだしね?
それにしても、ケンタの様子がちょっとおかしい? よー、わからん。
女の子の気持ちになるのです(一話完結型) 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo
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