蝉の声まで聞こえてきそうな情景描写が素敵でした！
「問うてはならんぞい」のあたりで、怖い結末を予想してしまったので、最後の展開には少しホッとしました！
懐かしい日常の一幕と、どこか不思議で神秘的な出来事が入り交じっていて、すごく好きな世界観でした！
素敵なお話をありがとうございます‼

主人公の少年は、夏休みのある日、神社で虫取りをして遊んでいました。
そこに現れたのは、不思議な風鈴を大量に運ぶ、謎のおじいさん。
無邪気な少年は、おじいさんの運ぶ風鈴に手を伸ばして……。

少年、夏休み、神社……そして、夢か現か惑わすような不思議な体験。
どこか懐かしさを感じるような、キーワードが散りばめられた作品です。

読み終わった後も、「あぁ、かわいらしいなぁ」と頬が緩んでしまいました。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（257文字）