まえとあと
<まえがき>
現在(2023/7/26)からおおよそ一週間前のことである。
Twitter……じゃなくて「X」のスペースにてこんな会話があった。
>最近ねぇ、夜にも蝉が鳴くんだよ。
聞き手A
>ほうほう。
>ほら、ここんとこ昼は37だの38だのとなるでしょう? これくらいの暑さになると蝉もね、参っちゃうんですよ。暑すぎてね、活動出来ないと。だから朝の4時5時に蝉が鳴き始めて昼は鳴き止んで、夕方~夜にまた鳴くと。この現象はですね、蝉にとってもこの暑さは予想外のことだと思うんです。
聞き手A
>ふむ。
>だから近い将来、蝉も適応・進化して夜に鳴く生物になるかも、って適当ですけど、最近――そう、考えてしまう――――んです……よ。
ハッ!
こぃつあ閃 い た ァ 💡💡💡!
というほんの数十秒の会話で創作の神様が降りてきて、次の日に早速書いたのがこのお話である。
藤子不二雄的なすこし・ふしぎ、をどうぞお楽しみください。
<あとがき>
そんなわけで。はい。あとがきです。
えっさっきのは、って?
あれは「まえがき」ですよ。そう、本来は一番初めに書くべき奴ですね、はい。
いやぁその。実はまえがきを書き忘れてしまいまして。なのでこの際、あとがきと一緒に書くことにしました。
茶番終了。
さてさて、「夜行性」いかがでしたか。
自身が勝手に「なつやすみ企画」第二弾としてやってみたわけですけれども、「まえがき」にある通り突然の思い付きで始めた物語ですので科学的考証が甘かったり設定のツメが緩い所等、あったかと思います。
が、そういった部分も含めてすこし・ふしぎ、を楽しんていただければ幸いでございます。
書く際のイメージとしては和製ホラーゲームの演出としてみました。
そしてエピソードの一番最後に流れる謎ナレーションは、フロムゲー(※)の各種アイテムテキストをイメージして作成しました。
全てお読みなりました画面の向こうの皆さまはご存じの通り、「夜行性」は物語全てを描写しておらず、断片的……というよりその一辺のみ切り取った形となっています。
こうすることで想像の余地、考察の広がりを持たせようとしたワケですが。成功したかどうかは皆さまの判断に任せます。
ちなみにこの話を書くときは蝉の鳴き声をBGMとしていました。
個人的には
田舎、という感じがしてノスタルジーを感じていました(存在しない記憶)。
――以上であとがきも含め「夜行性」は本当にENDとなります。
ここまでお付き合いして頂き、本当にありがとうございました<(_ _)>
最後ですが、一応「なつやすみ企画」第一弾もここに貼っておきます。
99秒で読める999文字のエッセイ・ノンフィクションでございます、是非。
『ラジオの
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330660579055650
※
株式会社フロム・ソフトウェア(FromSoftware, Inc.)が製作したゲームの中で更に難易度の高さとそれを攻略した際の達成感が売りの作品群のこと。
主なタイトルに「DARK SOULS」シリーズや「Bloodborne」、最近話題の「ELDEN RING」などがある。
深い世界観も相まって
夜行性 ラジオ・K @radioK
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