009.〈ひとり言〉受け止める腕

新23.07.17

受け止める腕の細さに驚きて

泣く場所をなくしたことを知る



◆思い描いた景色

 これは母の歌です。

 親が自分より弱くなったと認識した時、素直に泣けない(弱音を吐けない)と感じた衝撃を表現しました。


◆雑感

 大人になって何もかも上手くいかず仕事を辞めた時、母の身体の細さを認識しました。

 衝撃的でした。

 身体的に親を追い抜いたという実感が、頼るものから守るものへと簡単には切り替えられなかったのです。そんな戸惑いを表現出来たでしょうか。

 とはいえ、今では割り切って結構頼っています。

 まあ、家族ですからね。

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