008.〈ひとり言〉ひとりの軽さ

新23.07.17

ひとりなら笑い悲しみ生きること

ひとりのぶんの軽さにゆらぐ



◆思い描いた景色

 世の中の煩わしさから距離を置き、生きているのは責任がない分楽に思われる。

 ただ、ひとり存在の軽さは否めない。

 そんな不安感を表現しました。


◆雑感

 この歌を作った時は結婚していましたが、簡単に離婚を口走るような危うさがありました。

 そんな自分を諌める様に作歌したものです。

 全体的に物哀しいのは、そんな自分を自嘲しているからかもしれませんね。

 蛇足ですが、結婚生活は順調に続いています。

 結婚したらそれはそれで新しい事を学び、発見があり、楽しいものだと気づきました。

 そういった意味でも、ひとりは軽いと実感があります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る