言葉の三段活用(二人読み用)

Danzig

第1話

進行役:今回は言葉の三段活用です。

進行役:一つの言葉をシチュエーション事に使い分けてください。

進行役:よろしいですか?


演者:(アドリブ)



進行役:◆最初のお題は『バカ』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:お題は一言ですが、前後に言葉を付け加えてくださってもいいです。

進行役:例えば、『何言ってんのよ、バカ!』とか『バカないの!』とか


演者:(アドリブ)


進行役:では初めて行きます。


進行役:シチュエーションその1

進行役:大嫌いな人に向かって言うときの『バカ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「バカ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:好きな人に図星を言われたとき

進行役:立場が悪くなってしまい、思わず口に出す『バカ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「バカ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:恋人とキスをしようとした時

進行役:相手が『僕の事なんて好きじゃないくせに』と切なげに言った。

進行役:相手の事がより愛しくなり、相手の唇を奪うその瞬間の『バカ』


進行役:私が『僕の事なんて好きじゃないくせに』と言いますから、その後で言って下さいね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「僕の事なんて好きじゃないくせに」


演者:「バカ」


進行役:(コメントアドリブ)



進行役:◆次のお題は『大嫌い』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:大嫌いな人に向かって言う本気の『大嫌い』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「大嫌い」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:大好きな人に向かって言う『大嫌い』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「大嫌い」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:恋人と抱き合った後、恋人が『僕の事、愛してる?』と聞いてきた

進行役:相手の事が可愛いと思いながら、天邪鬼になっていう『大嫌い』


進行役:これも私の後で言って下さいね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「僕の事、愛してる?」


演者:「大嫌い」


進行役:(コメントアドリブ)



進行役:◆次のお題は『なによ、嘘つき』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:嫌いな同級生が嘘をついた時にいう『なによ嘘つき』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「なによ嘘つき」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、大好きな同級生と、一緒に掃除当番をする事になって喜んでいたが

進行役:相手が一緒にすると言っておきながら逃げ出した

進行役:逃げていく相手の後ろ姿に向かっていう『なによ、嘘つき』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「なによ嘘つき」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:あなたの記念日に恋人からは『仕事だから会えない』と言われていたが

進行役:実はプレゼントを用意して待っていてくれた。

進行役:そんな恋人に向かって言う『なによ、嘘つき』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「なによ嘘つき」


進行役:(コメントアドリブ)





進行役:◆次のお題は『ちょっとやめてよ』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:大嫌いな相手にいう『ちょっとやめてよ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「ちょっとやめてよ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:大好きな相手があなたにちょっかいを出してきた。

進行役:そんな時に相手に向かって言う『ちょっとやめてよ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「ちょっとやめてよ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:他人と乗り合わせたエレベータの中、恋人がふざけて、あなたの性感帯を触ってきた。

進行役:恥ずかしい声が漏れそうなのを、誰にも聞かれまいと必死に耐えながら、恋人に向かって

進行役:哀願するようにいう『ちょっとやめてよ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「ちょっとやめてよ」


進行役:(コメントアドリブ)



進行役:ここからは少しセリフが長くなっていきます。

進行役:◆次のお題は『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:嫌いな後輩が

進行役:『先輩って、クリスマスイブの日って暇ですか?

進行役:暇ならシフト変わって下さい。』

進行役:と言ってきた時の『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』


進行役:では、私が後輩約をやりますから、次けて言って下さい。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「先輩って、クリスマスイブの日って暇ですか? 暇ならシフト変わって下さい。」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:男女ペアになって、肝試しに参加しなければならなくなったあなた。

進行役:相手を探さなきゃと思っていると、大好きなA君から

進行役:『お前、ペアの相手いないだろ? 俺と組むか?』と言われた。

進行役:嬉しさ一杯ながらも、天邪鬼が出てしまった『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』


進行役:では、私がA君役をやりますね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「お前、ペアの相手いないだろ? 俺と組むか?」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:何気ない会話から持ち上がった、奥手の彼と初めての小旅行

進行役:嬉しさと不安でドキドキしているあなた。

進行役:そんなあなたを見て、彼なりに気遣ったのか

進行役:『二人で行くのが不安なら、あいつら(友人)も誘おうか?』と言ってきた。

進行役:あなたは、この流れは不味いと思いながらも、焦っているとも思われたくない。

進行役:優しい彼の気遣いも嬉しく思う。

進行役:そんなあなたが奥手の彼に向かって言う

進行役:『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』


進行役:では、私が彼の役をやりますね。 言葉は自由に足してもらっていいですからね

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「二人で行くのが不安なら、あいつらも誘おうか?」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


進行役:(コメントアドリブ)




進行役:ここからは少し難しくなっていくかもしれません。いろんな意味で・・・

進行役:「◆次のお題は『知ってるクセに、あー、もう やだやだ』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:「言葉はどこで切っても伸ばしてもいいです。

進行役:例えば、『あー』を伸ばしたり、『あっ』で切ったり、『やだやだ』を「やだ」「やだ」の2回にするとかも自由です。


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:会社の飲み会で、自分の課の課長が、部長にゴマをすっている。

進行役:『え! 部長って〇〇〇だったんですか! いやぁ~知らなかったなぁ、さすが部長!』

進行役:それを聞いた課のメンバーはドン引き

進行役:そんな時に、独り言のようにいう『知ってるクセに、あー、もうやだやだ』


進行役:私が課長役をやりますね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「え! 部長って(アドリブ)だったんですか! いやぁ~知らなかったなぁ、さすが部長!」


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:A君が好きなあなた。

進行役:今度の週末にA君も含めてグループでキャンプへ行くことになった

進行役:ウキウキが止まらないあなたに、ちょっとSっ気な女友達が意地悪をしてきた

進行役:※友達は、あなたがA君の事が好きだと知っています。

進行役:『A君は買い出しに行くから、後で合流するってさ、

進行役:私もA君を手伝って一緒に行くから、あなたはB君と先に現地に行っててね。

進行役:あなた、B君の事まんざらじゃないんでしょ、二入にしてあげる♪』

進行役:と言ってきた

進行役:Sっぽい意地悪に対して、ちょっと甘えた感じでいう

進行役:『知ってるクセに、あー、もう やだやだ』


進行役:私が友達役をやりますね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:A君は買い出しに行くから、後で合流するってさ、

進行役:私もA君を手伝って一緒に行くから、あなたはB君と先に現地に行っててね。

進行役:あなた、B君の事まんざらじゃないんでしょ、二入にしてあげる♪


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:あなたが台所に立っていると、彼氏が後ろから耳元に『お前の性感帯ってどこだっけ?』と言ってきた

進行役:そして、とぼけながら、あなたの一番感じる部分を触って来た

進行役:料理を続けようと、我慢しながら言う

進行役:『知ってるクセに、あー、もう やだ やだ』


進行役:私が彼氏役をやりますね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「お前の性感帯ってどこだっけ?」


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


進行役:(コメントアドリブ)



進行役:次が最後です。

進行役:でも、番外編もありますので、良ければそちらもやりましょうね。


演者:(アドリブ)


進行役:「◆次のお題は『そこ違う』『そう、そこよ』の三段活用です

進行役:このお題はセリフが2段階になります。

進行役:最初の段階で『そこ違う』

進行役:次の段階、私が『ここ?』って聞きますから、その時に『そう、そこよ』と言ってください。


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:日頃から、ドン臭くて大嫌いな後輩

進行役:仕事場の模様替えを任されたあなたは、後輩に机の移動を指示します。

進行役:しかし、ドン臭い後輩は間違えてばかり

進行役:そんな時に大嫌いな後輩にいう『そこ違う』

進行役:ようやく指示通りにセッティングでき、後輩が『ここ?』と聞いてきた時の『そうそこよ』


進行役:最初は〇〇(演者)さんから『そこ違う』のセリフをお願いします。

進行役:続いて私が『ここ?』と聞きますから、『そう、そうこよ』と言ってください。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「そこ違う」


進行役:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:大好きな相手があなたにお礼をするという。

進行役:内心大喜びのあなた、大好きな店に連れて行って欲しいと思っていると

進行役:好きな相手はグルメマップを出して、『ここに行きたがってたっけ?』と、

進行役:あなたの3番目くらいに好きな店を指さした。

進行役:そんな時に思わず言ってしまう『そこ違う』

進行役:少しして、ようやく1番行きたい店を指さして「ここ?」と聞いてきた。

進行役:そんな時にいう『そうそこよ』


進行役:では私が最初の店を指さすところから行きますね。

進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「ここに行きたがってたっけ?」


演者:「そこ違う」


進行役:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:ラストです!

進行役:シチュエーションその3

進行役:ある場所で二人きり

進行役:年上のお姉さんが、純粋な男の子にいう

進行役:『そこ違う』と『そうそこよ』です。


進行役:シチュエーションは〇〇(演者)さんにお任せします。

進行役:リスナーの期待を一身に背負って、決めてください。

進行役:私は〇〇(演者)さんの声色に合わせて『ここ?』とか『ここですか?』って言いますから


演者:(アドリブ)


進行役:では、行きますよ、3、2、1・・・


演者:「そこ違う」


進行役:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


進行役:(コメントアドリブ)


以下、アドリブで



番外編(アドリブの続きで良ければ使ってください)


進行役:◆次のお題は『ズルい』の三段活用です

進行役:お題は一言ですが、前後に言葉を付け加えてくださってもいいです。

進行役:例えば、『ズルいじゃない!』とか『ずりーな』とか『そんなのズルい』とか


演者:(アドリブ)



進行役:シチュエーションその1

進行役:大嫌いな人に向かって言うときの『ズルい』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「ズルい」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:好きな人に出し抜かれたときの『ズルい』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「ズルい」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:とあるシチュエーションで(演者さんにおかませ)

進行役:好きな人にちょっと恥ずかしいセリフを言えと言われた

進行役:恥ずかしい・・・と言って断ろうとした時、相手に「〇〇愛してるよ」とか、「〇〇の言葉聞きたいなぁ・・・」と言われた時の『ズルい』



進行役:私が先にセリフをいいますから、その後で言って下さいね。

進行役:何て言って欲しいですか?


演者:(アドリブ)


進行役:(アドリブ)


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


進行役:「〇〇〇〇〇」


演者:「ズルい」


進行役:(コメントアドリブ)



進行役:◆次のお題は『そこはダメ』の三段活用です


演者:(アドリブ)


進行役:シチュエーションその1

進行役:大嫌いな後輩が私物を会議室に置こうとした時の『そこはダメ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「そこはダメ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその2

進行役:ツンデレで、

進行役:大好きな人がファミレスでアルバイトをしようかなぁと言い出した。 でもそこには、あなたのライバルと思ってる女性がアルバイトをしている店だった。

進行役:嫌な予感満載で、思わず口に出してしまった『そこはダメ』


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「そこはダメ」


進行役:(コメントアドリブ)


進行役:シチュエーションその3

進行役:とあるシチュエーションで、大好きな人にいう『そこはダメ』

進行役:シチュエーションは〇〇(演者)さんにお任せします。

進行役:ここもリスナーの期待を一身に背負って、決めてください。


進行役:行きますよ、3、2、1・・・


演者:「そこはダメ」


進行役:(コメントアドリブ)



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

言葉の三段活用(二人読み用) Danzig @Danzig999

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説