応援コメント

48 時任の遺産」への応援コメント

  • 時任、鬼堂、九条。幼馴染みの友人同士が、一人の死をきっかけに、些細な意見のずれから大きく袂を分けてしまう…非常に遣り切れない話ですが、前話の多胎の衝撃も冷めやらない中、傀儡化した時任が夜な夜な徘徊するという更におぞましい展開、もう、ちょっと佐々木様の頭の中を覗いてみたいです。
    上記の決別然り、紫の憤り然り…幾つもの事情の全てが、業の深い悲しさに彩られているのが、この物語の苦みと厚みを内包した楽しさですね。とても高価で苦いコーヒーを飲んだ後に似ている気がしています。
    そして天彦、ニヤニヤしながら彼の言葉を読んでしまいます。あの生い立ちからこの天性の軽薄さ、最高です。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!
    いやいや、私こそ、待居様の頭の中をのぞかせて頂きたいです。御作の六災のエピソードといい、近年随一の衝撃だった海軍の皆様のエピソードといい、どれだけたくさんの発想の引き出しをお持ちなのかと、いつも感服しておりますので。
    天彦は、今回は顔見せ程度ですが、第二部以降は色々頑張ってくれる筈ですので、またお楽しみいただけたらと思います。
    世の中にもカクヨムにも気楽に読める楽しいお話があふれている中、こんな暗いわ重いわのお話に価値を認めて頂けて、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます!

  • 下記の「覆」は不要ではないでしょうか?
    漢字の意味として、ひっくり返す、なので。

    目の前に一度世界を覆ひっくり返した力

    作者からの返信

    ご指摘、ありがとうございます。早速直して参りました。「覆す」か「ひっくり返す」か悩んでいて、上書きミスをしてしまっていたようです(汗)。