2度目が更に楽しめる系もっと読みたい小説
- ★★★ Excellent!!!
人生観に非常に良い影響を与える名言も多く、是非全人類一度は読んでみるべきだと声を大にして言いたい名作です。
コミカルな部分や天丼のような「わかっていても面白い」良さに溢れ、かつ「だろうな」「やっぱりか」なんて言葉を口にしながら満面の笑みを浮かべる事が出来る作品でもあります。
もちろん当然ながらもう物語自体が非常に「丁寧」に描かれているため、途中「あれ、そういえばこの表現前にも……あっ! やっぱり! ここが伏線的なアレというか匂わせ的なやつ〜!!!」となったり、あえて戻らずに先に進んだ上で最初から読み返して「あぁ〜! あの展開ここでもう!!! あ“ぁ”ぁ“〜!!!」となる事請け合いです。
本当に現時点でももっと知名度上がれと念じつつ、知り合いに布教して再度読み返しする毎日ですね。
筋書きもありきたりどころか「面白い物に劇物と面白い物混ぜて刺激物で割ったらそら良いよな」という表現をした知り合いが居るくらいに「良いもの」に溢れていて、役者もとてもレビューの余白では説明しきれないくらいすんばらしいキャラクター達です。故に面白くなるのは当然だったとでも言うべきですね……
正直感想だけを書いていけばそれだけで万文字行きそうなのでレビューという事もありそろそろ筆を置いてもう一回最初から読み返して来ます。是非全人類とこれから先産まれる知的生命体が一度は目を通すべきです。