第2話 おまえまじで誰だ

おまえ誰だよ!?

なんか霧島っぽいけどさ!?

こんな陽キャオーラ丸出しじゃなかった気がするぞ!!

「はぁ、また騙す気?櫻。」

櫻?そんな名前じゃねぇぞ?

…なんか曾祖父にそんな名前の人がいた気がする

つまり、ここは戦争のときか?

それだったら、おわった…

確定でタヒぬじゃん…

「!外で空襲警報がなってる!!櫻、防空壕に行くぞ!!」

は!?

まじで戦争中じゃねぇか!?

「「ドーーン!!!」」

外で大きな音が聞こえた。

「!?危ねぇ…っておい!!早く行くぞ」

…何も言えねぇ。

もしやタイムスリップするのがロベリアの力?

そうだとしたら…

もう、霧島みたいに祈るしかないのか。

ロベリア様、俺を前の世界に戻してください。

そう、願った瞬間こっちに白い光が向かってきた。

「櫻ー!?」

それが俺が最後に聞いた名前も知らないヤツの声だった。

《どうどう?ロベリアの力、凄いっしょ?》

あぁ。

凄ぇよ…

そこで俺は意識を手放してしまった。

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ここのつふしぎ。 @0328aotaka

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