ここのつふしぎ。

第1話 はじまりとともに。

俺の通う学校ー弟切大学付属中には七不思議がある。

そのうちのひとつ、この七不思議の数は妖精のロベリアが決めている、そんなはなしだ。

ちょっと気になるから、友達（?）の霧島と共にロベリアがいるという、女子更衣室に来た。

いや、入れるかよ!!

女子更衣室だぞ!?

おい、霧島!!入るな!!

入ったらクラスの女子たちに村八分にされんぞ!?

え?今ここには誰も居ないって?

まぁ、それもそうか…

しゃあねぇな。

入るか!!

…入りました。

なんか霧島が唱えてる。

「ロベリア様。七不思議を見せて下さい。」

こんなんじゃ無理だろ…

《いいよ…見せたげる…》

!?なんだこの声!?

《でも、━━━━。》

?なんて言ったんだ?

《そうそう、代償。ちゃんと貰っといたよ。ありがとね》

代償!?まさか俺の寿命とかか!?

《違うよ。そのうち分かるさ。じゃね。》

まっ、、て…

おい、きり…しまぁ

そこで俺は寝てしまった。

…

……

「起きろ…━━━。」

はぁい。

起きてるよ。

「やっと起きたか。━━━。」

なんだ、霧島?

「霧島?誰だそれ?」

は?霧島じゃ…

ない!?

誰だおまえ!?!?