編集済
うわあ……とても素敵でした。一人きりになって不安を感じていたのに、いざ観察対象が眼の前に現れるとじっと丁寧に見つめて、言葉に組み上げていく。
そういう資質をローワンさまは普段の絵からも見出していたのですね。
そういえば、ユーヤさんは言葉がわからなくてもあまり不安げに見えなかったけれど、イリスさんはそう感じるのは逆に言葉が分かる人がそばにいるからなのかなぁと思ったりしました。
これもまた一つの異世界の旅物語なのですね、と改めて。続きもゆっくり楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうなんです。イリスの得意は本当は観察なんです!
イリスのその部分をすくい取っていただけて嬉しいです!
おっしゃる通り、ローワンはその観察眼を見出していたのでした。
ユーヤとの差異は確かにそうかもしれないですね。
あるいは、シルの側から見ると、イリスのような不安もあったのかもしれないな、とも思います。
(それが爆発したのが第六章だったのかも、と)
そして、なんだかんだと結局異世界の旅のお話を書いてしまいました。旅をしていろんな異文化を見てゆく、というのがどうにも好きみたいです。
のんびりと進むお話ですので、続きものんびりとお楽しみいただけたら嬉しいです。
楽しんでいただけるように頑張ります!
きたきた。考察しがいがある独特の文化がきました。
一人称なので客観視はされず主観のみが伝わってくる。
こちらも言葉を発せず見守るしかない。いい感じに緊張感もあっていいシーンです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
このシーンは印象的に書きたかったので、いいシーンと言っていただけて嬉しいです。
一人称って良いですよね、語りにはどうしても彼女の主観が入ってしまう。読者が見るのは彼女の目を通した世界であって、本当のところはわからない。そういうのが好きだったりします。