儚い初恋。最期まで美しい。彼女たちの待つ結末とは……。

 主人公(少女)エミリーと見世物小屋の少女、ロゼッタの恋。
 出会いが空気感漂う見世物小屋での出会い。淡い初恋の香りがしていて、場所のいかがわしさと反していて未来を予見するような物悲しさがあります。
 その見世物小屋が来なくなり月日は流れていきます。そして、再びの出会い。悲しい報告。

しかし、ふたりは慈しむ様に日々を生きていきます。

 文字の読めないロゼッタに本を読み聞かせて心を通わせます。幸せな日々が刹那いです。

 どうぞ、ふたりの結末を見届けてください。