移動要塞“ひまわり“への応援コメント
ここまで読ませていただきましたが、山田さんは、三題噺の短編でここまでしっかりとした安定感を感じさせる作品を書かれていてすごいですね。
設定がしっかりしているからなのか、地の文の安定感なのか、読後感がいいですね。
いつの間に引き込まれ、集中している自分に、読んだあとに気付かされます。だから軽く運動しあとのような爽快感があります。
作者からの返信
マサムネ様、今回もご感想ありがとうございます!
私は元々ものすごく救いのない設定の、読後も後を引くような後味の悪い物語を好んで書いていたんですが、あるとき読んでくださった方に「山田さんの小説は読むと辛くなる」というご感想をいただいたことを契機に爽やかな読後感を持って終わるよう心がけるようになったんですね。
爽快感があると言っていただけて非常に嬉しいです。表現としてどちらが優れているかという議論はまた置いて、読んでくださった方に「最後まで読んでよかった」と思っていただけるものを書いていきたいですね…。
音叉への応援コメント
しっかりと落ち着いて書かれた文体が、情景や感情の描写が、主人公の無力感と諦観と、それらだけでない何かを感じさせますね。
引き込まれたところで出くる女生徒。
主人公の心は変わったというわけではなく、光を見つけたという感じでしょうか。
彼の歌う歌は切ないんでしょうな。でもそれは安っぽい切なさじゃなくて……うまくいえないですね。
熱い思いとままた違いそうな……。
聴くと、重めの煙草をすって胸にグッときたときのような感覚が、きっとあるんだろうな。そんなふうに思います。
作者からの返信
マサムネ様、ご感想ありがとうございます!
私は憑依型の創作家でして、特にお話を書く際は何かが耳元でずっとぶつぶつ人生語りを呟くのをそのまま文に起こしているというようなテイなのですが、それだけに書き出したものに対して見てくださった方たちが寄せてくださる感想に「なるほどな」と再発見をいただけることが多いです。
マサムネ様のご感想にも、なるほどマサムネ様には彼らの人生がそのように映ったのか、と大変得心をいただきました。言葉を尽くして感じたことを語ってくださり、感謝します。
主人公の彼がこれからどういう道を選ぶにせよ、女生徒との関わりや彼が不良として過ごした時間もずっと彼の上に生き続けていくんでしょうね。その「厚み」が人の感情を振るわせるのが創作や表現なのかもしれないですね…。
部長の珈琲課題への応援コメント
いい話ですね。
フェイストゥフェイスのコミュケーションでのお互いのちょっとしたした気遣いがあれば万事うまくいくのに、それを面倒くさがってしまったのが、いまのSNS社会なのでしょうね。
気遣いが苦手な人も多いのでしょうが、だからといってこの手のコミュケーションを否定してしまっては、人を否定することになってしまう気がする今日このごろです。
良いお話をありがとうございました。
作者からの返信
マサムネ様、読んでくださってありがとうございます! いつもコメントいただき非常に嬉しいです。
今の世の中、みんな余裕がないんだろうなあ、と思います。自己責任論が声高に唱えられるようになって、隣近所の人も顔見知りもなかなか助けてくれない一人一人が孤立する風潮が強くなってしまい、結果ほとんどの人が「自分を守る」ので精一杯で、他人を気遣っている余裕などないんだろうなあと。
おっしゃるように気遣い一つで上手くいく局面はかなり多いので、少しずつ責任や肩を持ち合って生きる世界を取り戻せるといいなと思いますね…。
深く読んでくださってありがとうございます、現状カクヨムでの一番の読者がマサムネ様なので、いつも反応を下さること、次を描く力になっています。