第1話 ふたつの毛玉への応援コメント
「第一話を称える本棚」から拝読させていただきました☺️
日本の心証風景を見事に描き出された描写にノスタルジーを覚え、毛玉の影を追うように先へ先へと読み進めさせていただきました。そしてその世界観に登場する二匹のタヌキのコミカルなやりとりはアニメの一幕を見るような思いで拝読させていただきました。
正に世界観にいざなう第一話で作品全体への期待とわくわくを感じさせていただきました。どうぞ今後とも益々のご活躍を心よりお祈り申し上げております。
この度は企画へのご参加誠に有り難うございました😌
作者からの返信
拝復 こちらこそ、企画に参加の機会を頂き、またお★様まで頂き、心より感謝申し上げます。あんな感じで、高校球児に化けた徳島の狸話を書き散らしております。今年に入ってからは今までの作品に手を入れたり皆様の作品を拝読したりなど、ゆったりペースで過ごしております。
ありがとうございましたm(__)m
第1話 ふたつの毛玉への応援コメント
野栗さま、再度のご登場、有難うございました。
かなり手を加えられたのでしょうか?気のせいか、文章への気配りが一層行き届いているように思えました。特に一章目に惹かれます。反面、切り詰められた文章やストイックな表現と、ユーモラスなのどかさが若干、齟齬を来たしているかのように思えてしまったのは、好みの問題かもしれませんね。
作者からの返信
拝復 二度も同じ作品での参加になり、申し訳ないです🐾
以前いただいたアドバイスなどを考慮しながら、言葉を足したりなど若干の修正を施しました。ありがとうございます。文章が生硬なのはまだまだ未熟の証拠で、じっくりカクヨムしながらブラッシュアップさせていきたいところです。
企画、大変でしたね。趣旨はとてもいいだけに、また、運営の立場もわかるだけに、辛いところです。
今年も楽しくてためになる企画、楽しみにしております。
今後もよろしくお願い申し上げますm(__)m
第1話 ふたつの毛玉への応援コメント
読み合いの里の企画から来ました。
「真夏の太陽をたっぷり吸ったスイカの葉を揺らしては、風はさやさやとあかね色の畑を吹き抜けていく。」という情景描写がいいなと思いました。
作者からの返信
拙作お読み頂き、ありがとうございますm(__)m
出だしのこの一文、なかなか決まらなくて何度も書き直しました。コメントありがとうございます!
第4話 狸火への応援コメント
私の愚作を読んでいただき、感想まで書いてもらったことに深くお礼申し上げます。
さて、お話拝見させていただきました。夏の情景が浮かんでくる感触が、文字の中に表現されていて自然の豊かさを十分に感じることが出来ました。
高校野球の話、私は好きです。鳴門という地名が出てきたので徳島県の話ですね。徳島というか四国は野球が強いですよね。私の中で強烈に印象に残っているのが徳島代表の池田高校です。やまびこ打線と言われた切れ目のない打線は凄かった。畠山をエースに擁して夏優勝、新チームで水野を擁して春優勝、夏も凄かった。蔦監督が印象的です。伝統校の徳島商業も懐かしい。四国の高校野球は粘りのある野球をする。負けていても終盤の粘りで逆転勝利をしてしまうイメージが脳裡に焼き付いています。
話が脱線してしまいましたが、徳島の話でいいんですよね。
作者からの返信
拝復
読んで頂き、感謝です! はい、徳島の話です。『池田のお蔦狸』などいくつか徳島×狸×高校野球、というわけワカメな与太を書き散らしております。御作、最後まで読めなくてすみませんm(__)m
第4話 狸火への応援コメント
こんにちは。友末さんの読み合い企画から参りました。
まず、こちらはシリーズものなのですね。それを知らずにいきなり読んで、たぬきの話なんかーい! とひっくり返りましたが、お蔭さまで掴みはばっちりでした。
たぬきが普通に学校に通って野球しているとは、なんとも可愛らしいですね。方言を使うことで、登場人物のやりとりに昔話のような鄙びた味が出ています。
スタジオジブリ風の水彩画の背景がずっと頭に浮かんでいました。
わたしはこのお話、楽しめました。
作者からの返信
読んで頂きありがとうございます!
実はこの作品、友末様の「里」シリーズ企画参加2回目になります。野栗の油断を突いて、二匹の狸がいつの間にか企画にもぐりこんでいました😞
前回ご指摘を戴いた部分、力不足でほとんど反映させられないままで、作者としては恥ずかしい限りです。小説はやはり、難しいですね。
阿波の狸球児ものは、上の世代の人たちの話を織り込みながら今後も書いていきたいと思っています。
『オ・ソロイ』拝見しました。感想をうまく言葉にできず、ぐだぐだのコメントですみませんm(__)m 言葉の選び方がとても印象的で、学ぶところが本当に多かったです。今後もよろしくお願い申し上げます。
第4話 狸火への応援コメント
自主企画にご参加くださりありがとうございます^_^
向いてそうなジャンルは『自由詩』です。
自由な形式の狸たちの詩!
現在お書きになっているご著作がすごく素敵なので向いてそうな他ジャンルを考えるのがむずかしかったのですが、個人的に『雨ごんごん』がとても好きなのでこういうテイストの作品をもっと読みたいと思いました^_^
作者からの返信
読んで頂き、またアドバイスありがとうございます!
「国語」授業の影響で学生時代から詩は非常に苦手で、今まで全く書いたことがなく、また積極的に読むこともなく、ポエムという言葉に正直よい印象は皆無――そういう状態で今年はじめカクヨムに出会いました。「とりあえず短くて手っ取り早く読めそう」という不純な理由でいくつかの自由詩作品を拝見しましたが、9割以上途中でブラウザバックしています。
それでも、ごくごく稀にではありますが、素晴らしい詩との出会いに恵まれることもあり、この一年足らずで自由詩に対する印象が少しずつ変化してきています。まさか自分が短歌を詠んで投稿するなど、昨年度末まで「あり得ない」ことでしたし、自由詩作品を手掛ける日も案外近いのかもしれない、と感じるところがあります。
今後もよろしくお願い申し上げますm(__)m
第4話 狸火への応援コメント
書き出し企画からー 中々いい感じのアオハル物ですねえ♪
田舎の方言が色濃く残る地方、いいふいんきですねえ~
高校球児の狸、というのも面白い♪ スイカの種を捨てずに残したりバッタを食べたり、おやおや? と思わせてからのネタバラシ、良かったです♪
顧問の先生も知ってるという事はこの高校では(この世界では?)当たり前なんでしょうかね?
作者からの返信
拙作、ご覧いただきありがとうございます!
あの県から半世紀前に初出場で甲子園にあらわれ、旋風を巻き起こしたのは変化(へんげ)修業中の化狸監督と11匹の豆狸だというのが真相のようです。
やつらは、甲子園の土を拾うと称して隙あらばダッグアウト前に巣穴を掘ろうとするので油断ならん! と高野連ではひそかに警戒を厳にしているらしいです。
熱戦に一喜一憂し、感動するわれわれは、さしずめ狸の肉球の上でコロコロされている人間様ということになろうか……です。
お粗末様ですm(__)m
第4話 狸火への応援コメント
万作と市松の会話や、スイカ畑や、花火の景色ののどかさにひかれます。
一方、テーマや顧問の先生の姿は隠され過ぎていてピンときませんでした。
作者からの返信
拝復
テーマとして立てたのは「青春は人の数だけあり、人それぞれ違う多様なもの。青春の如何なるあり様も、その価値に上下はない。従って、特定の「青春」だけが称揚される(それは称揚される類の「青春」と真逆の位置にある「青春」に対する排除や蔑視と常に背中合わせである)状況は間違っている」(うまく言えないのですが)ということです。
それを論説文ではなく「架空の話――小説」にしていくことの難しさを感じました。ご指摘、その通りだと思います。
小説の小説たる部分を損なわない形で広く「わかりやすく」していくことは、今の私にはやや荷が勝つ課題です。
顧問の先生の件ですが、私は労働者に無償労働や長時間の時間外労働を強いることに強く反対しています。個人的意見として、学校の部活動は一刻も早く学校から切り離し、全面的に地域移行すべきだと考えています。自分の書いたものが、他者への差別や搾取・人権侵害を消極的にでも肯定・加担するようなことになるとしたら、私は耐えられません。もう少し「冷淡」な描写にしてもよかったのかなと思うところがあります。
定期的に読み返して、ご指摘の部分をどのようにしていくか、考えていきたいと思います。
いつも意義深い企画を立てて下さり、ありがとうございます。
今後もよろしくお願い申し上げます。
編集済
第3話 二回戦への応援コメント
野栗さま、今回も愉しい野球狸たち、有難うございました。
この章の最後、「スタンドの前に整列すると、球場を揺るがす蜂商スタンドの声援と拍手を縫うように、二塁手と控えの名を叫ぶ声が耳に届いた次の瞬間、列は崩れた。二人は両手で金網を掴み揺すぶっては、彼女の名を声の限りに叫んだ。」が理解できませんでした。二塁手と控えの名を叫ぶ声は誰のものでだれの耳に届いたのか(この時点では万作も市松も整列しているはずですので)、二人がなぜ金網をゆすぶって彼女の名を叫んだのか教えて頂けると嬉しいです。
作者からの返信
拝復 拙い作品お読みいただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、以下、お答えいたします。
二塁手と控えの名を叫ぶ声は、この章の「美馬高校側のスタンドは閑散たるもので、野球部OB、部員の家族親類、そして二塁手と控えの三年生の彼女が前の方に集まっているだけだった」の文中の「彼女」です。
ナインは全員整列しているのですが、彼女の声を聞いて、二塁手と控えの二人が観客席にいる彼女の方に駆け寄った、というシーンです。
世界の中心で愛を叫ぶ! という感じでしょうか。
あまりくだくだしく書くと台無しになりかねない場面だと思い、ぎりぎりまで説明を省きました。恋愛ものが本当に苦手で、このような場面を描くのは、自分の中ではまさに未踏の境地に踏み込む「チャレンジ」でした。ご指摘通り、わかりづらい面が相当あるかと思います。
読み返して、検討したいと思います。
リアルで考えると、試合後の応援に対する整列・挨拶の場面で列を抜けて「勝手な行動」をするのは基本あり得ないのかもしれません。このへんは、狸に化かされているとでもいうことにしておきましょう(^-^)
第4話 狸火への応援コメント
初めまして。
この度は『ローテーション批評企画』にご参加いただきありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
作品を拝読させていただきました。
人に化けた狸という古典的な設定でありながらも、本作は野球や地域を生かした独自性の高いものになっていた印象を持ちました。元ネタや、その地域ならではの特色がふんだんに盛り込まれていたように思います。狸二匹のやり取りや、バッグにバッタを仕込んでいるというシュールな描写も面白かったです。野球の試合結果は残念だったとはいえ、少し不思議な日常を演出していた点では成功していたのではないでしょうか。
続いては気になった点を。
私は本作に、展開を端折りすぎているイメージを持ちました。そのために前述したように「日常」を描くことに成功していると感じたと同時に、それ以上の発見はありませんでした。本作は、子どもでも楽しめるような単純明快なストーリーが売りだと思います。童話の趣もあったので。ですが、そこに注力しすぎると話自体の面白味が欠けてしまいます。具体的には、登場人物たちへの感情移入度が落ちることにつながります。これを防ぐには事象の間に、心理描写や停滞を挟むことが大切です。後者はエンタメ作品でたとえるなら、強敵に出くわしたり、仲間内でもめたりするなどですね。そうしたワンクッションを置くことで、物語にメリハリや余韻を生むことができます。
現状でも心理描写はされているものの、やや物足りないイメージです。私も人に講釈を垂れるほどの文章レベルを持ち合わせてはいませんが、これらは用いても損はしない手法です。もう少し狸たちに寄り添った文章表現がされると、より作品の輝きが増すことでしょう。場面ごとに彼らがなにを感じたのか。それを心理描写で書いてもいいですし、情景の変化で匂わせてもいいです。書き方は無限にあるので、作者様の作風にあったものを選んでいただければと思います。そのうえで不要な部分を削いで、作品を洗練されたら言うことはありません。
以上になります。
少しでも創作のヒントになったのなら幸いです。
作者からの返信
拝復
コメント、ありがとうございます。
「詩・童話・その他」ジャンルに入れているのは、該当ジャンルが外にない、いわば「消去法」です。気持ちとしては「その他」となります。
「青春は人の数だけあって、その中身はどうであれ、そのねうちは等しい。青春のありようを値踏みして価値判断し、それを序列化して上下をつけることは間違っている」というような内容を小説に落とし込む試みで、かなり難しさを感じました。
今も、時々読み返して修正を加えています。
いただいたアドバイスを咀嚼しながら、今後の修正に反映していきたいと存じます。
ありがとうございました。
第4話 狸火への応援コメント
企画にご参加ありがとうございます(*-ω人)
恥ずかしながら高校野球に人生で関わってこなかったので毛玉くんたちが居なかったら、わたくしにはかなり難しい方言と野球…でしたが、
読み返してもふもふくんたちの姿が目に浮かぶようになりました。
狸火わたくしも見てみたいです。
作者からの返信
お返事遅くなってすみません。
高校野球に人生で関わってこなかったというのは、幸いなことだと思います。狸的には優生思想とホモソの塊のような人間界の高校野球に、どないして化かしで対抗しようかとイタズラ心を常々燃やすのですが、猿知恵ならずの狸知恵ではよい化かしのアイデアがさっぱり出てきません。
徳島の山間部の中学校で野球部の指導をされてきた方の手記には、日暮れの山道で狸火を目撃した話がありました。
コメント感謝です!