「だから我々は考え続けなければならない。何故なら我々は、人間であるのだから」 印象的なこの一文で締めくくられた本作には「良い人、悪い人とは?」という疑問から始まるあれこれについて、まっすぐで真摯な考えがにじむ文章で淡々とつづられています。 かといって小難しいという印象はなく、非常に読みやすいので気になる方はご一読を。