第五人格
猿ザルしい女
第五人格
俺の名前はオオ・ショウ、探鉱者だ。
貧乏で飯も食えない毎日を送っていたある日、手紙が来た。
軍需工場に招待だった。
金が沢山もらえるらしい。
怪しいとは思ったが俺は迷わず向かった。
軍需工場は廃れていて、今は生産が止められているらしい。
俺の他に3人が集められていた。男の人が1人、女の人が2人いる。
男の人は体格が良い。ラグビーボールを手に持っているから、オフェンスとかやっていたんだろう…。
そう思っていると、女の人たちから声をかけられた。
「何をしているの?」
可愛いらしい声で聞かれた。
俺は「探鉱者」と答えた。
女の人にも同じ質問を返した。
1人は「機械技師」
もう1人は「空軍」らしい。
女の人なのに空軍をやっているのか、と思ったが質問はしなかった。
少しすると1人の人が現れた。
そして、今から行ってもらう脱出ゲームをクリアできればお金を沢山もらえると言った。
やっぱり簡単にはもらえないか…。
そして、俺はそのまま脱出ゲームに参加させられることになった。
今、ハンターに追われている。
俺は磁石を用意した。
そして、追ってきているハンターに向かって磁石を投げた。
カチャ、
うまくハンターに磁石が付いたようだ。
俺は自分にもS極の磁石をつけた。
ハンターに殴られそうになった瞬間、
「パァーン」
磁石の性質により、反発した。
ハンターは吹き飛ばされた。
そして、壁にぶつかった。
… 3秒くらいのスタンが入っただろう。
俺はそのまま障害物が多いところに向かって走った。
ハンターはターゲットを変えた。
多分、機械技師を追いに行ったのだろう。
俺はハンターに磁石を使って、粘着(邪魔)しようと思ったが、
あまりにも暗号解読機が回ってなかったので辞めた。
「カチャ、カチャ、ガチャ」
「ガチャン」
暗号解読機が上がった。
残り3台。
「タッ、タッ、タッ」
俺は次の暗号解読機に向かっている時、
軽傷を負いながらも逃げ続けている機械技師に合った。
すぐ後ろにハンターがいる。
俺は咄嗟にN極の磁石を取り出して、ハンターに向かって投げた。
自分にはS極をつけた。
(N極とS極は引きつけ合う。)
俺はハンターの壁越しに行った。
「バシン!」
ハンターは、俺が壁の反対側にいたせいで引きつけられてそのまま壁にぶつかった。
スタンが解けたあと俺を追ってきた。
俺は板がある所まで走った。
…
「バタンっ!」
読み合いに勝った。
ハンターは気絶した。
また追ってきた。
俺は壁をを乗り越えようとした瞬間、
神出鬼没を使ってきた。
「恐怖の一撃!」
壁を乗り越えた瞬間に殴られてしまった。
ダウンした俺は風船にくくりつけられた。
そのまま椅子に縛り付けられた。
ハンターが近くをウロウロしている。
オフェンスが牽制しているのだろう。
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ
バンっ!
タックルが成功した。
救助してもらった俺は、強ポジと呼ばれる
チェイスがしやすい場所に行った。
俺は板の近くに磁石を置いといて、
その付近で待機した。
ハンターが板の間を通る瞬間に引き寄せて気絶させた。
安心して俺がその場を離れようとした時、「ううっ」と呻き声をあげて起き上がる気配を感じたので、念を押してもう一枚板をぶつけてさらに深く気絶させておいた。
今のうちに距離を離そう。
しかしハンターは移動速度が速い。
すぐに追いつかれてしまった。
殴られて気絶しそうになった瞬間、解読機全て上がった。
ゲートを開けるようになった。
俺は最後の力を振り絞ってゲートに向かって走った。
仲間がゲートを開け終わった。
あと少しで逃げれそうだが、追いつかれた。
もうダメだと思った。
「ヴァァーン」
大きい音が鳴り響いた。
空軍がハンターに向けて信号銃を打った。
脱出!全員、脱出することができた。
男の人が現れて、俺らに大金を渡した。
「おめでとう」
第五人格 猿ザルしい女 @ashurataityou
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