タイトル回収回、でしたね。
まさかこのような形で降伏勧告が行われるとは。
ねね様自身にもリスクがあると思うのですが、彼女だからこその説得力もありますね。
命は助けると言っておきながら始末するのは、戦国の世の常道手段ではありますし。
このまま終わっても、綺麗な物語になりそうではあるのですが……。
引き継ぎ、楽しみに読ませて頂きます。
作者からの返信
最初は、ねね様が藪に潜んで待ちかまえていて、明智を討つみたいなプロットだったんです。
でも何かそれだと、光秀が本能寺でやったこととあんまり変わんないので、ねね様らしくないなぁと思いまして……^^;
敵中にも平然と入って行き、言いたいことを言うということをやって来たねね様なら、光秀に直接、もうやめろと言っといた方が「らしい」と考えたのです。
かくして桔梗紋の明智家は戦国乱世から去っていきました。
されど、ねね様と秀吉という二人の、新時代へ向かっていくその背を見送るのに、あと少し、お付き合いいただければと思います。
ありがとうございました。
3日天下。
安心していられたのはその程度の日数だよな…
と途中から計算していました。
さてその頃の坂本城は…
ひょっとして、先にその結果を知って…
作者からの返信
三日天下、あるいは七日天下と言われています。
でもやはり、三日くらいですね、天下人と言ってもいい期間は。
それでも光秀にとっては、彼なりに懸命に走った三日でした。
一方の坂本城。
果たしてどうなってしまうのか。
それはこれから……^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
もう、千人を切るまでに減じた光秀さんの手勢。
いくら疲弊しているとは言え、その気になれば力で「すとらいく・ばっく」できたものを、敢えて逃がす、この心憎い演出(´;ω;`)
お前は信じられなかったからこうなったんじゃあ、どうじゃ信じることで生を繫ぎながら己が罪を噛みしめゃ、と言わんばかり?
散りゆく桔梗の切なさ、その余韻が良いですね(・∀・)
作者からの返信
たくさんいた部員も……という寂寥感の明智勢。
ここでねねさんが小栗栖にスタンバって、人誅(?)させる案もありましたが、やっぱりナシにしました^^;
誤解により起こした悲劇は、信じることにより贖わせる。
……この方が、拙作のねねさんらしい「すとらいく・ばっく」だと思いまして^^;
そしてそんなねねさんは、光秀を信じることにしたんでしょう。
光秀もまた……。
戦国に咲いたあだ花、明智の最期。
それを桔梗に託してみました。
お褒めいただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
編集済
うっ、光秀の親心。(´;ω;`)ウッ…
思えば武将も人の子。、信長も、のちの秀吉や家康もみんな、人の子ゆえに☆ゆえに(♪ 石原裕次郎さん『夕陽の丘』)ですね~。
タイトルの意味がふたつあること、ねねの説明でよく分かりました。
いずれにせよ自分はいなくなるが、そののちの明智家の遇され方が。
ラスト一行、水色桔梗が、よく効いていますね。
作者からの返信
明智光秀は、細川藤孝に「事を決したら、光慶にすべて譲る」という趣旨の書状を送ったのは史実なんで、まあそういうことかな、と思ったのです^^;
信長も信忠に譲るつもりでしたし、秀吉は秀頼、家康は秀忠・家光に……。
strike back――ねねは、「単なる復讐」をすることで終わることはありませんでした。
そうしたら、光秀の二の舞。
ゆえに、ねねなりのアレンジを加えて、「お返し」としました。
ラストの桔梗、ちょっとカッコつけてみました^^;
お褒めいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
人ですか…、人ですなあ。作者が、あまりどれかの人物にも加担せず、それでいてそれぞれが生き生きしているのがいいですなぁ・。
作者からの返信
敵、味方にわかれますけど、そのどちらもひとかどの人物で……という戦いを描くのが好きです。
明智光秀も、彼なりに懸命に生きて来たと思うんですよ。
拙作では老いにより道を誤りましたが、裏設定では、よく将兵と冗談言ったり、夜っぴて酒飲んで騒いだりする、愉快なじいちゃんです。
そういうことを考えると、キャラが走り出すと思います。
ありがとうございました。