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36 STRIKE BACK」への応援コメント

  • 野望を掲げ、「ときはいま あめが下しる 五月哉」と本能寺を襲った光秀。

    すべてが終わったこのとき、無常と諦観をもってその心は静かに、「あめが下なる」の心境に変わったのではないでしょうか。

    本章に、そんな雰囲気を感じ取りました。

    作者からの返信

    少なくとも、光秀は起ったんですよね。
    彼自身の胸中や、腹づもりは置いておいて。
    そして天下人になった。
    それで負けてしまった……。
    ここで、「あめが下しる」から「あめが下なる」へ。
    言い得て妙ですね。
    茶の湯にも通暁し、古典にも詳しく、「もののあはれ」を知る光秀。
    この時、そのような心持ちだったのやもしれませんね。

    ありがとうございました。

  • タイトル回収回、でしたね。

    まさかこのような形で降伏勧告が行われるとは。
    ねね様自身にもリスクがあると思うのですが、彼女だからこその説得力もありますね。
    命は助けると言っておきながら始末するのは、戦国の世の常道手段ではありますし。

    このまま終わっても、綺麗な物語になりそうではあるのですが……。
    引き継ぎ、楽しみに読ませて頂きます。

    作者からの返信

    最初は、ねね様が藪に潜んで待ちかまえていて、明智を討つみたいなプロットだったんです。
    でも何かそれだと、光秀が本能寺でやったこととあんまり変わんないので、ねね様らしくないなぁと思いまして……^^;
    敵中にも平然と入って行き、言いたいことを言うということをやって来たねね様なら、光秀に直接、もうやめろと言っといた方が「らしい」と考えたのです。

    かくして桔梗紋の明智家は戦国乱世から去っていきました。
    されど、ねね様と秀吉という二人の、新時代へ向かっていくその背を見送るのに、あと少し、お付き合いいただければと思います。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     光慶さんのその後は不明、死亡説も生存説もあるのですが……。
     ねねさんはともかく、秀吉さんが信じられない(=´∀`)
     どうなるのかハラハラします。

    作者からの返信

    光慶さん、普通に考えたら死んでいると思うんですが、そうとも言い切れないところがある、不思議な人です。
    そして秀吉さんが信じられないなんて(笑)
    いちおう、軍団長としての発言なんで、信じ……られないか^^;
    ねねさんが裏書してないと、たしかに不安です(笑)

    ありがとうございました。

  • うわぁ、なんかもう泣けますね……。
    ねねさまもだけど光秀さんもずっと見てきましたので。この光秀さん、小説も大河もいろんな作品をみてきましたが一番好きかもしれません。
    ラストの桔梗がまたぐっときますね。

    作者からの返信

    拙作の光秀さん、気のいいおじいちゃんなんですよ。
    叛乱こそ起こしましたが、それ以外においては周りの将兵に気を遣うし、いつも面白いこと言って、周りを笑かそうとするジッチャンです(笑)
    そういう光秀を「好き」とおっしゃっていただき、作者冥利に尽きます^^;

    桔梗、かっこつけて描いてみました^^;
    やはり光秀には桔梗がよく似合うと思いまして。

    ありがとうございました!

  • 3日天下。

    安心していられたのはその程度の日数だよな…

    と途中から計算していました。


    さてその頃の坂本城は…

    ひょっとして、先にその結果を知って…

    作者からの返信

    三日天下、あるいは七日天下と言われています。
    でもやはり、三日くらいですね、天下人と言ってもいい期間は。
    それでも光秀にとっては、彼なりに懸命に走った三日でした。
    一方の坂本城。
    果たしてどうなってしまうのか。
    それはこれから……^^;

    ありがとうございました。

  • ( ,,-` 。´-)ホォ~~~ strike back ですかぁ…
          果たしてこれは報復なのかそれとも反撃なのか…
            訳し方によってはかなり深読みできそうですなぁ…

    作者からの返信

    「お返し」という言葉に訳すと、いろいろな解釈ややり方が出て来るよなぁ、と思いまして^^;
    ねねとしては、信長を信じなかった光秀への「お返し」が、このようなかたちとなりました。
    果たしてこれは復讐なのか、許しなのか。
    当事者たちも判然としませんが、それでもこのかたちが落ち着いていたのでしょう……^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    もう、千人を切るまでに減じた光秀さんの手勢。
    いくら疲弊しているとは言え、その気になれば力で「すとらいく・ばっく」できたものを、敢えて逃がす、この心憎い演出(´;ω;`)
    お前は信じられなかったからこうなったんじゃあ、どうじゃ信じることで生を繫ぎながら己が罪を噛みしめゃ、と言わんばかり?
    散りゆく桔梗の切なさ、その余韻が良いですね(・∀・)

    作者からの返信

    たくさんいた部員も……という寂寥感の明智勢。
    ここでねねさんが小栗栖にスタンバって、人誅(?)させる案もありましたが、やっぱりナシにしました^^;

    誤解により起こした悲劇は、信じることにより贖わせる。
    ……この方が、拙作のねねさんらしい「すとらいく・ばっく」だと思いまして^^;
    そしてそんなねねさんは、光秀を信じることにしたんでしょう。
    光秀もまた……。

    戦国に咲いたあだ花、明智の最期。
    それを桔梗に託してみました。
    お褒めいただき、恐縮です^^;

    ありがとうございました。

  • 確かにこの内容なら直接告げに来なくてはなりませんね。
    これでねねさんの本能寺の変もようやく終わりました。

    ラストの桔梗が散るシーン。
    ちょっと出来すぎ感はありますが、うまい描写だと思います。

    作者からの返信

    光秀とねねさんをランデブーさせたのは、まさにこのためです。
    小栗栖に潜んで復讐を遂げさせるプロットもありましたが、やっぱりこの方がねねさんらしいやということで^^;

    ラストの桔梗。
    カッコつけさせていただきました^^;
    こういう情景、会った方がいいかなと思いまして。
    お褒めいただき、恐縮です。

    ありがとうございました。

  • 光秀と散る桔梗が重なって良いです。

    作者からの返信

    はい、まさしくそれを狙って書かせていただきました^^;
    戦国という時代に咲いたあだ花、明智光秀。
    その終焉です。

    ありがとうございました。

  • 桔梗が散りましたか……。
    いい描写です。

    作者からの返信

    ちょっと格好つけ過ぎとは思いますが、明智という戦国のあだ花を、こういう風に描写してみました。
    お褒めいただき、恐縮です^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    うっ、光秀の親心。(´;ω;`)ウッ…
    思えば武将も人の子。、信長も、のちの秀吉や家康もみんな、人の子ゆえに☆ゆえに(♪ 石原裕次郎さん『夕陽の丘』)ですね~。

    タイトルの意味がふたつあること、ねねの説明でよく分かりました。
    いずれにせよ自分はいなくなるが、そののちの明智家の遇され方が。

    ラスト一行、水色桔梗が、よく効いていますね。

    作者からの返信

    明智光秀は、細川藤孝に「事を決したら、光慶にすべて譲る」という趣旨の書状を送ったのは史実なんで、まあそういうことかな、と思ったのです^^;
    信長も信忠に譲るつもりでしたし、秀吉は秀頼、家康は秀忠・家光に……。

    strike back――ねねは、「単なる復讐」をすることで終わることはありませんでした。
    そうしたら、光秀の二の舞。
    ゆえに、ねねなりのアレンジを加えて、「お返し」としました。

    ラストの桔梗、ちょっとカッコつけてみました^^;
    お褒めいただき、恐縮です。

    ありがとうございました。

    編集済