応援コメント

35 勝竜寺城にて」への応援コメント

  • 全てが誤解とわかっても後の祭り
    これも年齢的なものの焦りがさせたのかもしれません

    悪くないだけに何かが違ってたらなぁと

    光秀のそばにねねみたいな人がいたら良かったのですが

    作者からの返信

    これで通説通りの恨みつらみで蜂起していたのだったら、ある意味後悔はなかったと思います。
    でも拙作では年齢によるもの、誤解によるものとしているので、こういうエピソードを入れておいた方がいいかな、と思いまして。

    おっしゃるとおり、光秀にもねねみたいな人がいればよかったんですが……その差が、光秀と秀吉の明暗を分けたのかもしれません……^^;

    ありがとうございました。

  • 寂しいが、かつては飄々たる異才であった、光秀らしい負け戦の締めですね。

    小栗栖の悲劇は、避けられないのでしょうか……。続きを読ませていただきます。

    作者からの返信

    ここで叛しなければ、光秀は勲功第一の臣として生涯を終えたのかもしれません。
    でも、光秀が光秀らしくあるためには、叛するほかなかったのかも。
    将であることを捨てられなかったでしょうし……。
    そんな光秀も、ついに年貢の納め時が。
    最後の最後で、主人公との対峙です。

    ありがとうございました。

  • ここに来て、光秀の色々な事柄に対する答え合わせですか。
    確かに一人では、ネガティブな考えばかり引き起こしそうなお人ですからね。
    誰かが伝えてあげないといけなかったのでしょう。
    まさかそれが、ねね様になるとは。

    でも退却後の、このタイミングでとなると。
    ……このままでは終わらないかもですね。

    作者からの返信

    光秀、何も知らないまま討ち取られる……というプロットでした^^;
    でもそれだと光秀が可哀想だなぁと考え直しまして、「(拙作の設定としての)真相」に気づく流れにしました。
    ひとりで暴走するイメージの光秀なので、そこをねねさまに「ちがう」と言ってもらうことに。

    ……「ちがう」と言うのはいいけれど、それで光秀をどうするつもりなのか。
    光秀自身は何か感づいているようですが……^^;

    ありがとうございました。

  • ねねさん、神出鬼没ですね!
    誤解がもとに起こる悲劇。「リア王」も老いや誤解がもとに起こる物語でしたが、本当に切ないです。最後に悟りがあるだけ余計に……。

    作者からの返信

    ねねさん、やっぱり主人公なんで、どこにでも現れます(笑)

    拙作では本能寺の変を誤解が原因の出来事として扱いました。
    こういうのって、他の時代や現代でもある話だなぁと、書いていて思いました。
    そういえば「リア王」もそういう感じのお話でしたね。
    やはり、老いも誤解もそれだけ普遍的なテーマなのかもしれませんね……。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。まさかのねねさん登場に驚きました∑(゚Д゚)
      光秀さん、恨むだけ恨んで死ぬのではなく、事情を知れたのは良かったのか、それとも……。
     狡兎死して走狗煮らるは、源氏の棟梁頼朝さんはじめ、家康(むしろ秀忠)もやっているので恐怖したのはわかるんですが、信長さんの性格上、必ずやるとも言えないから、なんとも悲しいですね。面白かったです。

    作者からの返信

    どうせねねさんを主役にしたんだから、こういう「締め」をやらせてあげようと思い、こうしました^^;
    そして光秀、頭はいいんで、気づこうと思えば気づいた真相に、ようやくたどり着きます。

    狡兎死して走狗煮らる……信長の場合、林秀貞や佐久間信盛という実例があるだけに、明日は我が身と思っても仕方ないと思います。
    頼朝さんみたいなわかりやすい前例があるし(笑)
    信長本人から説明されるならともかく、これを定年退職みたいに捉えるのは、ちょっと無理があると思いますし^^;

    ありがとうございました。

  • やはり寧々さんはかっこいい、これにつきますね😆

    作者からの返信

    ねねさん主役なんで、最後にラスボスと対面するのも、やはりねねだろうと思いまして^^;

    ありがとうございました。

  • しくじったときに、

    一番「効く」展開ですね…


    確かなことは、失った、という事実は、

    もう戻らない、という事だけ。

    作者からの返信

    今まで積み上げて来たこと、それも最初のあたりから。
    そのボタンを掛け違っていたとしたら――。
    怖い想像です。
    おっしゃるとおり、一番「利く」と思って、やらせていただきました。
    ……打ちひしがれる光秀に、ねねはどう言葉をつむぐのでしょうか。

    ありがとうございました。

    編集済
  • 拝読致しました。
    ここに来て、凝り固まっていた己が観点を見直す契機が。
    そこに至るまでに散った命や、いかほどか……((((;゚Д゚))))
    いや、気付き、それを受け入れる潔さをこそ、奇貨とするべきなのかもですが。
    いよいよ、引導を渡すときがきましたね。

    作者からの返信

    こういう、最後の最後で全てに気づいてしまうというのも面白いなと思って、このような展開にいたしました。
    ホント、戦った将兵たちにすると「そりゃないよ」というところでしょう。
    ……それでも、光秀は気づいた。受け入れた。
    そこから、どうするか。
    ねねさんの意向はいかに。

    ありがとうございました。

  • 最後の最後に自分の読み間違いを告げられる。
    光秀にとって容赦のない告知ですね。
    同時に老いも否応なく悟らされてしまう。

    さて、ねねさんは何を告げるのでしょうか。

    作者からの返信

    拙作の光秀にとっては、最も「利く」展開だと思いまして……^^;
    敗北を喫した上で、この展開。
    光秀の内的宇宙は悲鳴を上げているんじゃないでしょうか。
    さてねねさん、そんな光秀にわざわざ会いに来た理由は、何なんでしょうか^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    千成瓢箪をささげ持った石田三成
    ← 脳内で勝手にペットボトルに変えていました。(笑)

    「しゃあけど、幕府ゥ開くンやったら、この明智の働く場ァも、あったんやないかァ……」
    ← この期に及んでまだ息子ではなく自分がという発想、光秀らしいところでしょうか。

    先日のバラエティー番組に小泉孝太郎さんの老父が出演して「自分は過去の人だから……」とさしびそうに語っていました。
    昨夜は黒澤明監督の映画『生きる』を初めて拝観して、こんな内容だったのかと衝撃を受けました。人がよりよく老いるのはなかなか難しいな~と。

    作者からの返信

    千成瓢箪は実際はなかったみたいなんで(笑)、ここは私のお遊びだったりします^^;

    明智さんはとにかく「息子は未熟」という思いに凝り固まっておりますので、まず自分が、と考えてしまいます。
    子煩悩と言われればそれまでですが、変に恨みで挙兵するよりまだマシかなと思いまして……^^;

    小泉パパ、かつては一世を風靡しましたが、今ではそんな風におっしゃっておられるのですか。
    なかなか……時代を感じます。
    そして黒澤監督のその映画は未視聴なのでなんとも言えませんが、老いというのはホント難しいテーマだと思います。
    これからの時代、老いるということがまた大きくクローズアップされると思います。
    こればっかりは長寿化の賜物ですので、まさに「これから」考えていくべきことかもしれません。

    ありがとうございました。

  • 女は度胸、まさに寧々さんへの言葉ですね。

    作者からの返信

    まったくそのとおりです^^;
    そういうねねさんを描こうと思って書いていましたので、とてもうれしいです。

    ありがとうございました。