応援コメント

31 再会する人たち」への応援コメント

  • 根比べ…秀吉は気が長いところもあるのか気が短いのか

    欲しいものを手に入れる良い時期を見切るのが上手いのでしょうね

    前エピソードから光秀じいちゃんを応援したくなります

    作者からの返信

    この時点の秀吉は、脂が乗っていて、まだ壮年なので、時間に対して焦る気持ちはありません。
    城攻めも、囲って兵糧攻めにするとか、時間をかけてやっていますし。
    それでいて中国大返しのように、機を見るに敏で、速攻もできるとういう、化け物です(笑)
    おっしゃるとおり、「見切り」が上手いのでしょう^^;

    光秀じいちゃんはホント、敵でさえなければイイ人なんですけど……。

    ありがとうございました!


  • 編集済

    桶狭間といえば、あれですねえ。
    あの戦いの時には、光秀さんまだ織田に与してませんし、たしかに効果ありそうです。
    そもそも作中でも語られている通り、兵力が多い陣営があれをやるのは、ちとズルい気もしますが笑。

    秀吉の用兵の上手さが、随所に目立つといいましょうか。
    光秀としては待てる状況でも無かったことが、戦略的に痛いですね。

    作者からの返信

    本能寺の対になる出来事(だと私が思っている)桶狭間。
    そんなわけで定石どおりの横綱相撲を展開しようと思っている光秀に対し、奇襲戦法で殴りかかろうとする秀吉(笑)
    でも横綱というか戦力が上なのは秀吉です^^;
    酷い用兵巧者もあったもんである(笑)

    そんなわけで、秀吉は稼いだ時間を十二分に使って、光秀を待ちかまえます。
    光秀サイドは、やはり時間がないので仕方なく、攻めかかってしまいました。
    これが並みの相手だったら、戦ううちにに自陣に引きずり込む戦法が採れたのに、よりによって相手が秀吉と官兵衛……^^;

    ありがとうございました。

  • そうなんですね。
    秀吉は野心に燃えながらも待つ事が出来たから天下が取れたのかもしれませんね!
    「鳴くまで待とうホトトギス」と詠んだのは実は秀吉だったかもしれませんね!

    作者からの返信

    そうなんです^^;
    中国大返しというと、いかにも全力でダッシュしてきて、光秀にブツかっていったイメージなんですが(笑)、実際は相撲の試合みたいに、「見合って、見合って」をやっていました。
    そこで待ちに徹したというのが、秀吉の凄いところです!
    まさに横綱といったところで、それで天下を取れたのでしょう!

    ……たしかにこの時の秀吉なら「鳴くまで待とう」と詠んでいたのかも(笑)

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。ああ、確かに待ちきれなかったから、明智さんは本能寺を起こしたんだものなあ(^_^;)
     全盛期秀吉は待てるのが強い。改めてそう思いました。面白かったです。

    作者からの返信

    パワハラ逆上説にしても、待てなかったから、奴(光秀)は本能寺を起こしたと思われていたのでしょう。
    だから秀吉は稼いだ時間を使って、光秀を待つという戦いに。
    おっしゃるとおり、最強無敵状態の秀吉だからできる技で、光秀は本当に運がないというかタイミングが悪いというか……^^;

    ありがとうございました。

  • 塩野七生さんが書いていましたが、

    合戦って、双方がそろってすぐに始まるんじゃないそうですね。

    ときに、何日も睨み合いだけ続け、双方陣を引く、

    なんてこともあるようで。

    そういう事例から考えると、やはり、思考力、

    特に思考の粘り強さに衰えが出たのかと…

    作者からの返信

    にらみ合い。
    ギリシャ・ローマだとそういう事例が多そうですね。
    プレッシャーを与えたり、外交カードのひとつとしたり……ブツかるのは、どうしようもなくなった時なんでしょうね。

    そして拙作の光秀は、年齢のせいか、状況のせいか、攻めに出ました。
    ここで粘りつづけるくそ度胸でもあればよかったんですが……やっぱり、そこまで求めるのは無理というものでしょう^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    なるほど、この大返しの末に来たのが我慢比べ(^_^;)
    ここで四谷軒様が設定の「老人☆光秀」が光るという寸法ですねΣ(゚◇゚ノ)ノ
    太閤秀吉さんまでランクアップすると減じてしまう忍耐力、ここでは遺憾なく発揮!
    次回の戦闘シーンを楽しみにしています(^^)

    作者からの返信

    ここで一気呵成に攻め寄せると思いきや、じわりじわりと近づいて来る秀吉。
    しかも直接的には攻めない。
    これは厄介だし、怖いですね(笑)

    そういう、我慢勝負になった時、光秀はせっかちなおじいさんという設定なので、「説明するのもめんどくせえ! オレは超・光秀だ!」とばかりに攻撃です(笑)

    秀吉はほくそ笑んでますが、あの光秀の攻撃と采配、簡単に受けられるものではありません……^^;
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • お互いに戦いを急ぐ理由はあります。
    ただ、明智には後がない。
    一方の秀吉はここで単独で討てなくても勲功では第一ということは確保できている。
    その差は大きいですね。

    秀吉と光秀の年齢差というのも影響しているでしょう。
    堪え性がなくなった。
    老い先の短さがそうさせる面もあるのでしょうね。

    作者からの返信

    そうなんです。
    ここで明智が細川藤孝と筒井順慶を従えていれば、もっとちがった局面だったかもしれませんが、ほぼ孤立無援。
    一方で秀吉は、もう旧織田家重臣の中で図抜けているし、その他の重臣から援兵を出させることも可能です。

    そして何より、秀吉はこの時まだ男盛りだし、まだ未来がある年齢です。
    対するや光秀は後がない。
    年齢で長滞陣もキツいし、何より後を任せる相手が若年の嫡男となると、もう……。

    ありがとうございました。

  • 年寄りは短気になる。老いてしまうと、若い頃にできた我慢ができなくなる……。
    このあと10年もたたずに秀吉が陥る罠に、光秀は既に陥ってしまったということでしょうか。

    作者からの返信

    年寄りには、せっかちな人が多い印象です。
    若い頃はサクサクできていたことが、あまりできなくなって、余計にイライラしてしまうのではないでしょうか。
    で、光秀は結構な年齢だという設定なので、この長丁場(?)に耐え切れずに先手を取ってしまいました。

    そして、おっしゃるとおり、光秀が嵌まったこの陥穽に、のちの秀吉も嵌まる……因果は巡る、みたいな感じにしたかったんです^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    なるほどです~、持久戦はどちらの忍耐力が勝るか、ですものね。
    我慢ができなくなった光秀が仕出かした本能寺の変を山崎でもう一度。
    この夫婦の読みは天才的ですね~、っていうか、貴作における、ですが。(笑)

    むかしの名前をちょい出しの戦法もお見事です。
    「市松」なんて言われると、本当に大きな図体をした童子のように思われて、正則に愛着が湧きますもの。

    作者からの返信

    先に手を出した方が不利というにらみ合い。
    そういう、ジッと待つという「戦い」をしのげるかとなると、本能寺の変をやってしまった光秀にはできないだろうという、秀吉の悪魔的な読みでした^^;
    これは秀吉が本能寺から離れた中国にいたから読めた、という裏設定です。
    ねねは本能寺にいた当事者だったから、逆に近すぎて読めなかった……というところです。

    木藤=木下藤吉郎、明十=明智十兵衛はちょっと面白い呼び方だったんで、使いたかったんですよ(笑)
    で、せっかくの機会なんで、ここだけ使わせていただきました^^;
    市松=正則、私も好きです。

    ありがとうございました。