応援コメント

04 中国にて」への応援コメント

  • ああ、「惟任」や「筑前」にそういう意味を見出すのか……。さすが、時代物の名手ですね。

    この時代、官位は既に名目に過ぎないと思っておりましたが、視点を変えればそこに込めた思いが見えてくる。面白いです。

    作者からの返信

    司馬遼太郎先生の作品だと、信長は九州を狙っていたから、こういう姓や官職を家臣に与えた……と書かれております。
    その辺をちょっと述べさせてもらいました^^;

    信長としては、虚名でも使えるものは使う、という策略だったのかもしれません。
    あるいは、地方ならば朝廷の威光にひれ伏すかも、と考えていたのかも。
    ……いずれにせよ、こういうアクションで、「狙い」が見えてくるというのは、たしかに面白いですね^^;

    ありがとうございました。

  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛、

    野心の方向性が、違う、

    と私は思います。

    まぁ。それはそれで。
    (書き出すと、多分それだけで、一本分くらいになりそうなので…)

    作者からの返信

    両兵衛はたしかに方向性がちがうと思います。
    持って生まれた性格もあると思います。
    半兵衛は清冽な川のような清らかさと厳しさ、官兵衛は大海のような豊かさと恐ろしさを。
    ……たしかに、小説なりエッセイなりが書けそうです(笑)

    ありがとうございました。

  • ドラマとかでは語られないところが、緻密に書かれてて勉強になります!

    作者からの返信

    ドラマとかでは言わないところを敢えて書きたくなる、困った性分でして……^^;
    お役に立てたようで、何よりです!

    ありがとうございました。

  • 秀吉癖が強い(*´ 艸`)
    それにしても女遊びに浮かれてるようでねねからの手紙が途絶えたことの異変を感じとるあたりさすが将来の天下人ですね
    官兵衛がかっこいいです

    作者からの返信

    秀吉って、こういうクセつよつよなところがあると思いまして^^;
    そして女遊びも^^;
    これだけだとただの女好きなのですが、奥様からメールが無いことに敏感というところに、秀吉の化け物というか只者ではない部分を出してみました。

    官兵衛、ちょい悪軍師として描いておりますが(笑)、かっこいいと言っていただけて嬉しいです♪

    ありがとうございました。

  • 戦場のディテールが面白いです!
    そういえば、侍が戦場で糞尿や性欲の処理をどうしてたか……みたいな事、ドラマや映画ではあまり描かれませんよね……。

    作者からの返信

    ドラマや映画だと、「映える画」しか撮らないでしょうから、糞尿とか遊女がとかそういうシーンは無いんでしょうね……^^;
    この辺のディテールは、参考資料にそういう記述がありましたので、リアリティが増すかな~と思って書きました。

    ありがとうございました!

  • 遊女を侍らせていながらも、もう一方では軍略を巡らせるフリの大きさをとても上手く表現しておられると思います。応援しております。

    作者からの返信

    秀吉って、こういう化け物めいたことができる、異能の人というイメージがありまして……とにかく規格外という感じを出せていたら幸いです。

    ありがとうございました。

  • めっちゃねねさまラブな秀吉さんかと思えば、やっぱり浮気はちゃんとしてたナリ。
    今日の手紙が来てないからって急にガタブルになる主君を上手に諌めている官兵衛殿はさすがです……!

    作者からの返信

    浮気ですか?
    浮気……いやまあ、秀吉だし(笑)
    ま、まあ彼なりに、誰も愛していて、その中で一番がねねさんって意味じゃあ……(遠い目

    そんなわけで、一番愛しているねねさんから着信ナシ(笑)
    着信アリより怖いということで、秀吉さん、めっちゃ動揺しています^^;
    そんな上司を見て、官兵衛は、自分は浮気をやめとこうと……じゃなくて(笑)、どこまでも冷静です。
    御作の軍師もそうですけど、やっぱ軍師って、こういう生き物なのかもしれません^^;

    ありがとうございました。

  • 木綿と呼ばれた頃から変わって、円熟した秀吉の姿が小気味よいです。このままねねさんと一緒に走り抜けて欲しい、と思わされる鮮やかさです。

    作者からの返信

    木綿であった頃は、まだ素直で聡明な印象でしたが、月日を経て、秀吉という一個の傑物と化してしまいました。
    ねねさんと共に、この驚天動地の事態にどう対応していくか。
    その辺を描いていければと思います。

    ありがとうございました!

  • 拝読致しました。
    秀長さんがいて、ねねさんがいて。
    秀吉さんも上下をわきまえた思考ができて。
    頼るのが上手くて、人を使うのも上手くて。
    何よりもエネルギッシュで豪放で緻密で。
    下剋上の体現者、木綿さんのたくましさが感じられます!(^^)

    作者からの返信

    桶狭間の時の、どちらかというと理知的で思慮深い木綿が、いつの間にやら老獪さを身に付けて、「秀吉」と成り上がりました^^;
    こういう柔らかいというか、しなやかな感じで、秀長やねねを支えとして、前へ前へと進んで行く。
    そういう秀吉のたくましさを意識して書きましたので、コメント、とっても嬉しいです!

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     秀吉さん、ねねさんが手紙を送ってきていない、それだけで異常を察するあたり、彼女への深い信頼と愛情が窺えます。
     なお浮気はしまくる模様(おひ
     ここまで完璧にプラン練って、ぶち壊されてもすぐに動けるよう入念に準備した対応力こそ、全盛期秀吉の怖さですね。面白かったです。

    作者からの返信

    これで秀吉がテリーマンみたいに靴ひもが切れたりして(笑)、妻に何かあったと察したら凄いんですが……^^;
    残念ながら遊女たちとパーリーの最中だったんで(笑)、それは無く、「お手紙無かったなぁ→あっ」という流れにしました^^;

    秀吉さん、ここで織田軍本隊が来るということで仕込みをしていたことが、「変」のあとで利いてきます。
    というか、その仕込みを利用しようと思いつく発想力――まさに対応力ですね、神がかってます^^;

    ありがとうございました。

  • 秀吉の最盛期の恐ろしさが良く出ていると思います。

    戦略的な話をしていたかと思うと糞尿の始末という細かい点にも目が届く。
    女遊びをしつつ、女房殿の文がないことに何かしらの変事を感じ取る。

    巧いですね。

    作者からの返信

    ホント、秀吉の脂が乗った時期ですよね。
    こういう時期に本能寺の変が起きるって、秀吉はつくづく天の時、地の利、人の和に恵まれていたと思います^^;

    大軍の将を務めるって、糞尿のような、そういう細かいところに目が届かないと、たぶん無理というか、運用でポシャると思いまして、こんな描写をしました^^;

    奥様からメール来てないのあたりは、書いていて思いつきました。
    ここで夫婦ゆえの気持ちの通じ合いで、「ピキィン」とニュータイプみたいに変を察したでもいいんですが(笑)、もうちょっと現実的な感じに……ということで^^;

    お褒めいただき恐縮です。

    ありがとうございました。

  • このエピソードでは秀吉が『天下人』としてだけではなく、一家臣としても才覚ある人物だったと再認識。

    また現代とは違い、連絡が無いことは何かしらあったということが乱世の緊張感ですね😨

    作者からの返信

    たぶん秀吉が一番脂の乗った時期なんじゃないでしょうか^^;
    こんな大軍を指揮して、しかも政治的な判断も下して、この余裕ぶり^^;

    そしてその余裕ぶりを崩す、奥様から着信無し(笑)
    ここに異変を察知する嗅覚が働くのが、秀吉の凄いところなんじゃないかと思って書きました^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    巧みですね~、大方の読者が承知の「史実」をここまで平易に、しかも新視座をさりげなく投入して描き出す、そのペン。つい惹きこまれてしまいます。( ^^) _U~~

    信長は少し考え、それから帰蝶と話し合った。← 秀吉におけるねねもそうですが、妻女にここまでのポジションを与える観方、嫌いではありません。(笑)

    遊女に戯れていた秀吉が、あっ、そういえば……と真顔になる場面、プロット段階でも設定していらっしゃったのですか?

    作者からの返信

    中国攻めのこのあたりは、いろんな方が書かれているので、まあ気負わずに書いてみました^^;
    張り合ってもしかたない(笑)ので、マイペースです^^;

    帰蝶さんもねねさん……拙作では、代理人というか共同統治者みたいな立ち位置という設定ですので、そのあたりをにおわせる感じで書いております^^;

    真顔になる場面、これは書いているうちに思いつきました。
    秀吉は女好きですけど、それに溺れないイメージですので(ねねに悋気を出されていましたが、仕事はちゃんとしていたみたいですので)、その辺からの着想だと思います^^;

    ありがとうございました。