太一と渚の行動にはかなり怒っていて素敵だとは思わないんです。
罪を犯した人が自己反省を通じて謝罪をしたわけでもない状況で許して抱きしめるのは(体と心のどちらでも)
しかし、二人の決定がすごいと思います。
私自身ができないことだから。
平岡は絶対に制裁をしなければなりません。
このままなら渚じゃなくても誰かは被害者になるから
なんか、熱くなってすみませんね。
作者からの返信
そうですね!お気持ちはよくわかります!
ただ、確かなことがひとつ。
太一に出会う前の渚では、例え姫野がどれだけ謝ろうとも、どんな罰を受けてどれだけ惨めな思いをしようとも、渚は前を向いて進むこともなく、まして姫野を許すことなどできなかったでしょう。
渚が前に進むのに必要だったのは、彼女を大事にしてくれる太一たち、そして彼女が大事にしたいと思う太一たちのような存在ではないかと思います。そんな懐の深い居場所がいじめを受けた人に大きな余裕を齎すのではないかと考えました。
そしてまだ最終話ではありません。次回もぜひ、宜しくお願いいたします!
熱いご感想、ありがとうございました!
クラスカーストにまつわる回かな。
1-Aでは本来上位の人が否定派だからカースト感ないけど、
1-Cにはバリバリのカーストありと。
平岡は上位。西野、姫野、野々村は下位。太一が姫野の取り巻きという3人は上位寄り。
けど西野、姫野は唆されたことをやることで、比較的上位のグループにいさせてもらえてる。
例えば太一が姫野とその取り巻き3人のように感じたくだり、本来は3人グループで姫野はいれてもらっているのだろうし、擁護もない。
姫野の物取りは悪事であるけど、害の少ないよう平岡に抵抗しているのもあって、渚たちは許しの行動へ出たのかなと、考察してみました。何より断罪などしても恨まれ続けるだけだものね。
どうせなら姫野も文芸部にご案内してはどうだろうw
そして今、文芸部部室では西野が〆らている?
作者からの返信
クラスの雰囲気ってそれぞれ違いますからね。同じ高校でも小1かってくらい仲の良いクラスもあったり殺伐としたクラスもあったり。原因は支配的階層の意図とか、構成する生徒の余裕の有無とか。
1-Cについてはだいたいそんな感じでしょうね。ただ、姫野はかわいくて上位に居てもカーストをやたら気にするタイプか、あるいは成り上がってきたタイプなのでしょう。だから、ガチのトップには弱いみたいな。もしかすると渚の居た中学自体がカースト厳しい学校だったのかもしれません。
姫野と平岡の関係については最終話で触れられていますが、悪事の現場を見られて1-Cのトップカースト同士で協力関係になってやるよ……みたいな。
どちらにしても姫野を断罪しても誰も得しないと言うか、むしろ太一と渚にそんな下卑た行動はとらせたくないというのが大きいですね。最良の選択を期待される恋人たちですから!
姫野の居場所が無くなったら文芸部入りも悪くないですねw
そして平岡については見事にその通りです! 私、展開にクセはあっても文脈には正直なので!w