第6話



 私はそれを怖がって、

 すぐに近くのゴミ箱に捨てました。



 後日。


 私のもとに一通の手紙が届きます。




「先日のイベント、ご参加いただきありがとうございました! メールを送らせていただいたのですが、ご返信がございませんでしたので勝手ながらお手紙を送らせていただきました。受付にあなたのものだと届けられた忘れ物がございますので、送付いたします」



 同封されていたのは、

 あのペットボトルキャップでした。


 手紙の差出人に「○○イベント運営係 責任担当」と書かれていたのを見て、私はすぐに引越しました。



 それ以降、美女は見ていません。



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【意味わかると怖い短編】歩きスマホで美女とぶつかった話 JACK @jackkingslave

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