アフター2 +お知らせ!!大切!!
さてさてさてさて。俺にできた可愛すぎる最愛の愛娘がなんと小学生になったらしく。
「ぱぱー。小学校ってどんなところなのー?」
「ははっ、きっと楽しいぞ」
そう。ダンジョンができてからの小学校ってのは以前までとだいぶと変わって。
最低限自分の身は自分で守ることが推奨されるようになって、今では『自己防衛』の教科が追加されている。
俺が小さい頃にこの教科があったら無双できたかもなのになぁ。
「ほんとにー? じゃあ楽しみだなー!」
「おう楽しみにしておけ。――パパも楽しみだよ」
―――――――
その後。なにごともなく星華の入学式の日がやってきて。恥ずかしながら涙を流して娘の成長を喜んだりしていた。
そして今日は――――
「パパ!! 今日は自己防衛の授業なんだって!! すっごい楽しみ!!!!」
「おお! ようやくか!! ――星華、多分めっちゃ期待されてるぞ」
「えー? なんでー?」
「そりゃあだって、なぁ……」
まだ言えない事情があるゆえ、困った顔をして恋華の方を見る。
「星華、お父さんも大変なの。けど――きっとすぐに会えるよ」
「やった!! じゃあ行ってきます!!」
元気な声で挨拶をして家を飛び出す娘を見送り、俺も支度を始める。
――――さて、今日の任務はある意味いちばん難しいぞ?
―――――――
(星華視点)
「今から自己防衛の授業を始めます」
「「お願いしまーーーす!」」
先生があいさつをしたのに続いて、私たちもあいさつをする。
なんと今日は――――特別ゲストがきてるみたい? 友だちが言ってた!
どんな人なんだろう。私、今まで先生以外の人から授業されたことないから。
少しこわいかも……。
「じゃあ、入ってきてもらいましょうか。――『ダークヒーロー』さん、よろしくお願いします!!」
「「わーーっ!!」」
ダークヒーロー……? すごい、敵みたいな名前してる。仮面も被ってるし。もしかして、これから私たち襲われちゃうのかな?
そう思ってたけど――――このダークヒーローさん、すっごい優しいふんいきがあるの。
「じゃあ今から――早速戦ってみましょうか!」
だから、先生が急に怖いことを言ってきても、私は何故か怖くなかった。
「おらーーダークヒーローだぞーー!」
「「きゃーー逃げろーー!」」
「待ってこわいって!!」
ダークヒーローが襲ってきたら、クラスのみんなはどんどん逃げていく。
優しい雰囲気があるけど、やっぱり怖いものは怖いから。
――――まぁ、それはみんなの話。
私は別だよ、だって――――SSSSランク探索者、睦月星斗のむすめ……? だから!
さいのうあると思うの!
よっしゃ!! 頑張るぞ!!!
「ダークヒーローさん!!」
『なんだね?』
うぅ、低くて怖い声がする。
「私があなたの事を倒してあげようと思います!」
『……そうか、頑張れよ』
「うん! 頑張る!! ――――えいっ!」
ダークヒーローさんから頑張れよ、って言ってもらってすぐにこうげきしてやった!
ふいうち? ってやつらしい。お父さんが言ってたの。これ強いんだって。
しかも、私の攻撃でダークヒーローさんすぐに倒れてくれたの!
やっぱり私天才だね!
「星華ちゃんすごい!!」
「強いんだね!!」
「えへへ……ありがとう」
『う、うぅ……』
「――みんな、また来るよ!?」
ダークヒーローさんが立ち上がろうとしたから、私もまた警戒を強める。
けど、ダークヒーローさんは私たちに攻撃してくる訳じゃなくて、仮面を外し始めて――
「星華、お前いつからそんなに強くなったんだ?」
「――えっパパ!?」
――中にいたのは、私のお父さんだった。
―――――――
さて、お知らせです。
私、如月、1月よりこの『ダンざま』の改稿版を連載する予定です。
実力が上がったところをぜひ読んで頂きたいのです。よろしくお願いします。
また、2つ目のお知らせですが。
本日より新連載
「ダンジョン『前』配信 〜『この配信で、人を笑顔に』をモットーに配信する男が、過去のトラウマと決別し、全てを超越する話〜」
がスタートしてます!!
https://kakuyomu.jp/works/16818093074355876346
リンクこちらです!!
タイトルの通りダンジョン配信物――とはちょっと違う、けど似てる。
新感覚の作品になってます!
ちなみに地の文ないです。それも新感覚要素のひとつ!
皆様、是非ともお読み頂き、お星様や作品のフォローをいただけると……。
これらはモチベに直結しますし、何より久しぶりに伸びたいです。
僕の物語を皆さんに届けたい!
それではよろしくお願い致します。
【完結】ダンジョン配信中に彼女の浮気現場が映り速攻ざまぁしたら美人配信者と出会い人生が変わった!? 如月ちょこ @tyoko_san_dayo0131
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