【ここまでの登場人物】



 ここまでの相関図を書こうと思ったのですが、時間がなくて🙏。

(手書きのものはあるのですが、写メするには、あまりに汚くて)。


 登場人物が増えた結果、内容が複雑になっているというご指摘コメントもありましたので、登場人物の紹介で、ここまでの人物関係を少し整理しました。

 

 ご利用いただければと思います。


*ここまでのネタバレが含まれております*


🟣沓鵞くつわし路二じに:通称ジニ、18歳。

高校2年の夏に、地元では優秀な進学校である県立辻ヶ丘高校にきた転校生。シングルマザーの家庭で育児放棄されて育ち、15歳で婦女暴行の罪で家庭裁判所送りになる。

県議会議員である一ノ瀬病院の元院長一ノ瀬克ノ介いちのせかつのすけの隠し子。ひとつひとつの顔の造作が整いすぎて冷たい印象を与え、他人を寄せ付けない近寄り難さがある。


🟣水城陽毬みずきひまり:通称ヒマリ、17歳。

辻ヶ丘高校二年B組に在学中。三人の友人がいる。

神経症的な繊細な心を持つ癒し系女子のヒマリ。14歳の頃、一ノ瀬病院に入院して、催眠療法による治療を受ける。その際、ジニと会ったが、その記憶を失っている。


🟣沓鵞くつわし栄子。

ジニの母親。一ノ瀬克ノ介いちのせかつのすけが数ヶ月つきあった元愛人でジニを産む。十代の頃はミスコンの女王だったが、派手な生活が祟り困窮し、借金苦から一ノ瀬家を恐喝する。ジニが隔離病棟にいたときに、自殺したとされている。


🟣一ノ瀬克ノ介いちのせかつのすけ

県議会議員で一ノ瀬病院の元院長。地元の資産家である一ノ瀬家の長女と結婚、一ノ瀬家に婿養子として入り、地方の診療所を大病院に発展させた成功者。妻は年上で一ノ瀬家の刀自とじとして力を持っていたが、数年前に他界。


🟣一ノ瀬憙津子いちのせよつこ

一ノ瀬克ノ介の長女。一ノ瀬家の長女で医師を婿養子とする。他界した母と同様に、現在は一ノ瀬家を切り盛りしている。


🟣一ノ瀬頼友いちのせよりとも

ヒマリと幼馴染みで彼女に好意を持つ、辻ヶ丘高校二年B組の学級委員長。

一ノ瀬克ノ介の孫。父は一ノ瀬智明、母は一ノ瀬憙津子、兄は一ノ瀬克友。父である一ノ瀬智明も、一ノ瀬家の婿養子で、天羽卓郎あもうたくろう博士の息子。


🟣天羽卓郎あもうたくろう博士。

一ノ瀬病院と産学協力関係のある大学附属西端病院の教授。脳精神科専門医。


🟣野崎純平。

辻ヶ丘高校二年B組のお調子者。


🟣佐々木優子ささきゆうこ:通称クロブチ、三十三歳。

辻ヶ丘高校二年B組の臨時担任。二年B組の前担任が入院したことにより赴任してきた。大きな黒ぶちのサングラスをつけているので通称『クロブチ』と呼ばれている。ジニと同じように一ノ瀬家の私生児。一ノ瀬憙津子いちのせよつこの妹と言われている。


🟣辻ヶ丘高校二年B組。ヒマリの三人の仲間。

『アニメ漫画サークル』同好会の仲間でもある。


・ 春日葵かすがあおい:通称アオイ。優等生でしっかり者。

  唯一、中学生からのヒマリの友人。

・ 黒川薙くろかわなぎ:通称ナギ。ちょっと甘えん坊で男嫌い。

・ 塩野美琴しおのみこと:通称ミコト。帰国子女で巨乳、気が強い。


🟣坂部由香里。

辻ヶ丘高校二年B組に在学中。ヒマリたちの同級生、口が悪く嫌われている。屋上から謎の転落をする。


🟣永添十紀夫ながぞえときお

元警察官僚のエリートだった保護司。年金暮らしをしながら夫婦で民宿を経営。妻、富子。

「ヤワじゃない」が口癖のジニの理解者。


🟣河野淳子。

ジニが婦女暴行したという女性。現在は行方不明で、彼女が警察に届けた住所には同姓同名の老女が住んでいた。



 この6章はあと3話で完結します。次は最終章になります。お読みいただけると、本当に嬉しくて小躍りしてしまいます。

 いつも応援いただき、心から感謝しております。

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