幸せだった日々を取り戻す
- ★★★ Excellent!!!
※あらすじとタグ、そして第4話までの感想となります。
ヒロインのサーシャは次期ブラフレア伯爵オズワルトと結婚します。例え政略であったとしても一生大切にすると言ってくれたのに酷い扱いを受けます。お腹に子がいるのに、侍女は10人から3人に減らされ、満足な食事も出されない。表向きは家の経済が傾いたという理由だけど、オズワルトは愛人をはべらせ高価な貢物をしています。
サーシャは途中学院を退学させられ、結婚後も書庫に立ち入ることを禁じられたため、知識はあまりありません。しかし、彼女は客観的に自分を見つめたり、状況を冷静に把握できるタイプの人間です。そのため、実家に帰ろうと考えたこともありましたが、出した手紙は握りつぶされ、家格の差もあるため、オズワルトに逆らうことはできませんでした。
そうこうしているうちに側妻となる予定のリリアがやってきて直接的な害をなされ、お腹の子の産声を聞く前に意識を失ってしまう…
逆行前のサーシャの人生はとても悲しく酷いものでした。逆行した理由はまだ明らかになっていませんが、今度は幸せを掴んで欲しいです。
逆行後、ありふれた家族との団欒を楽しみながらサーシャが1年ぶりにまともな食事をするシーンはうるっときます。
タグに『溺愛』『ざまぁ』とあるのでヒーローの出番が待ち遠しいし、オズワルトとリリアに対する因果応報も楽しみです。面白いので是非!