File.101 トラウマの解消②
学校についた後、俺は授業を受けていた…授業はあの事件の前まで通っていたあの学校よりも分かりやすく、理解もしやすいため本当に助かっている…
「授業は分かりやすくて良いんだけど…やっぱり難しい所は難しいなぁ…」
朝からしっかりと授業を受けつつ、昼休みを待った…昼休みに入ると教室にいる人数も少なくなるため落ち着くのだ…
「ふぅ…今日はいつもよりも教室が少ないから落ち着けるな…」
『そうだな〜今日はいつもよりも少ないな』
「びっくりするじゃないか…急に話しかけるのは止めてくれ」
『バス乗ってるときだけじゃ話がつかなかっただろう?しょうがないじゃないか…それと、なんで一人でご飯を食べているんだ?友だちがいるんだろう?』
「友達がいても、一人でご飯を食べてもいいじゃないか…何か悪いのか?」
『何もそんな事を言ってるわけじゃないさ…さっさと食事を済ませて話の続きをしよう…』
「わかったよ…さっさとご飯を食べるから少し待ってて…」
俺は、食事を済ませた後トイレに行き、用を済ませた後自分の席に戻ってきた…対外的には寝ているように見えるようにするべきか…
『それで良いんじゃないか?寝ているようにしてくれていればこっちとしても楽だ…』
「楽とかあるんだね…というか喋らないほうが良さそう?」
『あぁ…喋らずに意識するだけで大丈夫だ』
それじゃあ…こんな感じで大丈夫かな?さっきと同じで…
『あぁ、これで大丈夫だ…それじゃあ話の内容に移るとしよう…俺がお前に求めるのは、一定期間の間俺に体のコントロールを渡してほしいってことだ』
それは俺に害が出ないって事で大丈夫?もし、君が俺の体のコントロールを取っている間になにか危険なことに巻き込まれたらどうするつもりなの?
『基本的に危険な事をするつもりはないけど…もしかすると巻き込まれる可能性があるってのは事実だ…そこに関しては専門のやつが居るから危険に巻き込まれたとしても大丈夫だ』
…それじゃあ一つ聞くんだけど、具体的にどの期間中俺の体を使いたいの?
『次のすこし大きな休みがあるだろ?あの5日間くらいの休み期間…そこで使いたい』
わかった…その5日間は予定が入ってないから使ってもいいよ?でもその代わり、何をしていたのかを最終的には全て報告してもらうことになるけど…それでも良いかな?
『それで大丈夫だ…もとより報告するつもりでいたから問題ない』
それなら俺の体を使ってくれても大丈夫だよ…話はこれで終わりでいいかな?
『そうだな…話すことは正直ないし…許可を得ることも出来たから俺的には大満足なんだけど…』
それなら俺は授業が始まるまで寝るつもりだから、授業開始の3分前位になったら起こしてくれない?
『しょうがないな…体のコントロールを一時的に渡してくれるお礼として起こしてやるよ…13:07で起こすけど良いよな?』
うん…その時間に起こしてくれ…頼んだよ?
『はいはい…俺が忘れていない限りは起こしてやるよ…』
忘れないでね?もし忘れたりでもしたら、体のコントロールを渡さないからね?良い?
『分かってるよ…そこに関しては安心しろって…』
分かってるなら良いや…それじゃあ後20分くらい寝るからよろしくね〜
『人使いが荒いというかなんというか…まぁ良いか…』
俺は授業が始まるまで寝ていた…どうしてこんなに体のコントロールを皆ほしがるんだろう…
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!
祝完結!!甲子園用の作品を置いていきます!!
殺人鬼に恋した女子高生
https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728
新しい小説のご紹介!!
現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516
新規小説は結構いい感じです!!ぜひ呼んでくださいね!!
これからも自分の趣味として投稿していきますよ!!明日の投稿はちょっと難しくなるかも知れませんが…
なんかいきなりで困惑しますよね…でも、こういう風になってしまうかもって前々から思ってたことあるんですよね…
それと、遅れましたが☆1000を突破しました!!ここまで頑張れたのは私の作品を毎日毎日見てくださる皆さんのおかげです!!本当にありがとうございます!!
新作も現在考えておりまして、そちらは『嘘告』をメインにした復讐のお話にしようと思っています!!完成次第公開させていただきますので、興味のある方はぜひ見に来てくださいね?
新作を作る時間がないよ…時間を確保しないといけないのが難しいなぁ〜
それでは!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます