File.86 旅行⑥
貸切風呂から出た後、美紀さんと合流して食事を食べに行くことになった…案内された場所は、個室だった…
「いや〜まさか、会食式だとは思ってもなかったよ!!」
「私も会食式だなって思ってもなかったですよ〜先輩は会食式の食事って行ったことありますか?」
「そうだな〜確か一度両親と旅行に行った時に、記念として食べたことはあるかな…それと、取引をする相手とかかな〜」
「ドラマとかでよく見るああいうタイプですか?」
「う〜ん…翔太君が想像しているドラマとは違うかも知れないけど会食式の食事は数回しか行ったことがないってのは本当かな〜」
「へぇ〜美紀さんはありますか?」
「お父さんや魁戸さんじゃあるまいし行ったことなんて無いわよ…まぁいつかはそういう形式の食事も食べてみたいなって思ったことはあるけどね?」
「良いじゃないですか!!美紀さんって学校どうですか?」
「ん?夏休み前ってこと?」
「そうですよ…美紀さんと一緒に居ることが多いな〜って感じたこともあって…俺のこと心配してくれてるのかな?って思いましたよ…」
「心配してたのは事実かな…もしかしたら馴染めない可能性もあったし…クラスメイトたちとうまくいくか結構不安だったんだよ?」
「そうですかね…確かに始めての転入という形でしたが、そこまで問題を感じませんでしたよ?」
「色んな人に助けてもらってるからね〜魁戸さんとか、家のお父さんとかね?」
「それもそうですね!!」
「子どもたちの会話も弾んでいるようで何よりだ…食事が届いたら食べよう…」
それから、一時間以上かけて食事を終え、部屋に戻った…部屋はエアコンが効いているのか肌寒さまで覚えるほどだった…
「魁兄〜エアコンをちょっと下げてくれない?このままだと風邪を引きそうだよ…」
「わかったよ…ちょっとまっててね〜」
魁兄はそう言ってエアコンの温度を変えてくれた…さっきよりかは温かい気がする…
「ありがとう!!魁兄!!」
「そんな事で感謝しなくてもいいのに…」
「どうかしたの?菊池君?」
「ここのエアコンの効きが良くて…ちょっと寒気がして」
「大丈夫?旅行先で体調を崩すなんてことになったら悲しいからね…気をつけてね?」
「体調を崩しちゃったら元も子もないですからね…気をつけようと思います…」
「疲れているんじゃないですか?たとえ疲れていなかったとしても、急に環境が変わったわけだから体調を崩しやすい…俺も若干疲れてるから明日のためにも少し早く寝るとするよ…」
「翔太君…疲れてるなら早く寝たほうが良いよ?」
「そうさせてもらいます…やっぱり旅行って疲れるもんですね…楽しいですけど気をつけないといけませんね…」
「そうだね…今日はもう就寝しようか」
「おやすみなさい!!」
「明日は観光だからな…気をつけてね?」
「おやすみなさい…お父さんも仕事をしてないで寝てね?」
「流石に旅行先で仕事をすることはないよ…それじゃあおやすみ…」
俺を含め魁兄や、零斗さん含め全員早く就寝した…今日はつかれたし早く寝て明日に備えるとするか…
さぁ!!明日の観光を楽しむか!!
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!
新しい小説のご紹介!!
現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516
完結しましたよ!!甲子園用の小説が!!完結した記念に載せていきます!!
殺人鬼に恋した女子高生
https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728
新規小説は結構いい感じです!!ぜひ呼んでくださいね!!
これからも自分の趣味として投稿していきますよ!!明日の投稿はちょっと難しくなるかも知れませんが…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます