File.85 旅行⑤
「零斗さん買ってきましたよ〜エナジードリンク有りました〜」
「何円かかった?安いことを期待してないから安心してくれ」
「220円です…まあ標準的じゃないですか?」
「そうだね…駅とかで買うともう少しすると思うから多分標準的かな…とにかくありがとね」
「いえいえ〜」
「翔太〜俺のも買ってきてくれた?」
「何買えばいいか分からなかったからとりあえずレモンティー買ってきたよ?」
「おお!!さすが翔太!!俺の好みを理解してるな〜」
「いやいや…だって、いつも事務所で飲んでるじゃん…それにお客さんが来たときに出しているのもレモンティーじゃん…」
「魁戸はそんなにレモンティーを飲むのか〜美味しいけど砂糖がいっぱい入ってるだろうから気をつけないといけないぞ?」
「レモンティーを飲むのは悪いことじゃないですよ〜まぁレモンティーが砂糖を使ってるのかも?」
「まぁ良いんじゃない?とりあえず飲み物はこれでいいよね?」
「ありがとうな翔太」
「ありがとうね〜翔太君」
「いえいえ…大丈夫ですよ」
そんな風に話していると、部屋のドアが空いて美紀さんが入ってきた…
「ふぅ〜お風呂気持ちよかった〜」
「おかえり美紀」
「ただいま〜あっ!!飲み物買ってたの?」
「翔太くんに頼んで買ってきてもらったんだよ…」
「え〜美紀の分も買ってきてよ…」
「人によって好みがありますし…勝手に買うのは少し気が引けるというか…」
「…まぁそれもそうか!!それじゃあ私も飲み物買ってくるね!!」
「美紀〜お父さんがお金出してあげるから、それで買ってきな?自分のお金を使わなくてもいいよ!!」
「ありがとう…お父さんそういう所は優しいんだね…」
「嫁さんも俺の事を優しいって行ってくれるからな!!優しさには自身があるぞ」
「先輩は犯罪者にはめちゃくちゃ厳しい目を向けてるの知ってますよ〜弁護士無くちゃいけないからやってるって感じの時もありますよね」
「それは一部の奴らだけだよ…女性を巻き込んだり関係のない一般市民を巻き込んだりしている奴らは正直弁護したくないな」
「お父さんは結構なんでも弁護する人だと思ってたけど、意外とそんなことなかったんだ〜別に悪いとは思ってないから安心してね?」
「まぁ正直弁護するのが難しいものもあるからな…それに、別に弁護することは嫌ってわけではないんだけど…う〜ん…」
「まぁこの話は置いといて!!貸し切りの風呂でも行きませんか?後10分くらいで空くみたいですけど…零斗さんとかはどうしますか?魁兄もどうする?」
「そうだな〜それじゃあ行くとするか」
「そうだね…俺もいかせてもらおうかな?」
「私は部屋で待ってるよ!!貸し切りの風呂は明日入らせてもらおうかな?」
「わかった…それじゃあ俺らは行こうか!!」
魁兄と零斗さんが先に貸し切りの風呂がある所に向けて歩き出した…俺は部屋の鍵をしめてから追いかける…
「鍵は持ってきたから、部屋についたらこれで開けるから」
「わかった…翔太は貸し切りの風呂どう思う?」
「良いと思うけど…どうかしたの?」
「いやさ…貸し切りの風呂ってどんなものなんだろうな〜って思ってさ?一回も風呂の貸し切りなんて経験がないからさ…」
「それを言うなら俺もないよ…家は嫁さんや、美紀が居るから俺は風呂の改修見たいのに意見することが出来ないんだ…だからいつの間にか風呂がすごい豪華になっててびっくりしたよ…」
「そうなんですね…零斗さんは、窮屈じゃないですか?そういう生活は…」
「窮屈とは感じたことはないな…嫁さんや美紀に叱られることもあるけど、それも込みで楽しめると言うか…そんな感じかな?家の広さ的には多少窮屈に感じたことはあるかな〜それでも嫁さんとは上手くやってるから『家に帰りたくない!!』なんて感じたことはないな〜」
「零斗さんが幸せそうで何よりです…貸切風呂が置いてある場所に着きましたよ!!行きましょう!!」
「そうだね〜お風呂楽しもうか…日頃の疲れを取らせてもらおうか!!」
俺は、魁兄と零斗さんと一緒に貸切風呂に入った…貸切風呂は意外と広かったため、三人で入るには十分すぎるくらい広かった…
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