第7話 龍王洞窟での死闘
俺は鴨神 龍也。
今は龍王洞窟の八十階層の扉前にいる。
「ねぇ龍也?入るの?私怖いんだけど…」
「いや~、リーシアが龍也って呼んだの初めてだな~ってさ。何で急に龍也なの?」
そして、リーシアは顔を赤らめて「きにしないで!」と言われてしまった。何故だろうか?
そして、八十階層前の扉を開けた。
そして扉の奥にいたのはサラマンダーだ。
サラマンダーそれは龍の仲間で、龍の最上位種としても有名だ。
しかも、帝国か王国の全勢力を注ぎ倒せるかどうかで、ほぼ100%国は潰れるか負けて蹂躙されるかで国を無傷で守り切るのは不可能だと言われている。
「…どうしよう?…倒せる?」
すると、サラマンダーが《グオー!!》と咆哮をした。まるで、、腹の底に響くような重低音だった。
「一旦逃げるぞ~!!」
そして、走って扉に逃げた。
そして、扉の前でイリスに聞いた。
「イリスはあのデカ物を一人でやれるか?」
「正直厳しいな。私は実は龍王四天王だが、流石にキツい。ただしサラマンダーは性能に個体差が大きく出る龍でもある。だが、個体差が大きいということは私よりも格段に強い奴もいるということ。だから、やってみないと分からないが、下手をすると私が瞬殺される可能性もある」
「よし!ならゴーレムで試してみるか」
「ならば持てるだけの魔力を込めてゴーレムを作ってくれ」
「この後、勝負するかもなのに魔力を全部込めるのか!?」
「そうでもしないと、力など測れないぞ」
「分かった」
そして、俺は《クリエイト・ゴーレム》と口ずさみゴーレムを作りぶつけてみた。
「どうだ?」
「良い感じだ。奴の能力はかなり高いな。私一人なら何とかなるが、他の3人を守りながらやりあうのは無理だ」
「ならイリス一人に任せても良いか?でも、こっちだって龍神族や鬼神族がいるのに足手まといか?」
「最強なのは、亜人族内での話だ。龍となると話が違ってくる」
「そうか、ならイリスに任せる!必ず皆でこれが終わったら酒を飲み明かそう!」
そして、イリスと俺達は別行動でイリスはサラマンダーと1対1で戦闘で、俺達はサラマンダーがイリスに集中しよそ見をした瞬間正面突破で行くことにした。
そして、イリスがサラマンダーに突撃をした。
サラマンダーも火炎ブレスを溜めている。
「おりゃー!」先手を取ったのはイリスだった。
しかも、サラマンダーを蹴りを入れた。
だが、外殻が少し砕ける程度だった。
しかし、そこからイリスの怒濤の連撃が始まった。
蹴って砕けた外殻部分に目では追えないほどの拳をたたき込んでいた。
そして、サラマンダーも暴れ回っていた。
すると、イリスが連撃をやめサラマンダーから離れた。
俺はどうしたのかと思ったが、それはすぐに分かった。
急にサラマンダーが爆発で膜を作ったのだ。
そして、その威力が凄まじかった。
そして、凄い煙と熱気に巻き込まれ視界が悪くイリスも攻められず困っていた。
しかし、すぐに視界が晴れてきた。
そして、目の前が急に明るくなったと思ったら、目の前からイリスが消えいた場所はドロドロに溶けた溶岩だけが残されていた。
元自衛隊、異世界無双の破天荒生活始めました。 オーディン @7363847
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。元自衛隊、異世界無双の破天荒生活始めました。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます