第6話 守護霊とゴーレム
俺は鴨神 龍也。
今は、リーシア、クラン、イリスそして師匠とともに龍王洞窟に向かって歩いている。
「遠すぎじゃない?かなりの距離歩いてませんか?」
「龍王洞窟は、何処の村からも三日三晩歩き続けないと着かないと言われてる。だから、
着くまであと五日か六日ほどたな」
「えー、うそー!」
「まぁ、そう言うな。クランだって手伝うって言ってたじゃん」
そして、約50km位歩いただろうかしかし、
イリスには遅いと言われてしまった。
「おい、このまま歩いてたら五日や六日じゃつかない」と言われてしまった。
考えても仕方ないと思った。
そして、結局十日もかかってしまった。
「やっと入り口に着いたわね」とリーシア。
「はぁ、やっと着いた」とクラン。
「よし!着いたし龍王洞窟にはいるか!」
「「馬鹿たれが!」」とリーシアとクランから言われてしまった。
「何で?」
「いやいや、ここまで疲れながら来てその状態で入ったら死ぬぞ。死ななくても二度とこの稼業出来なくなるぞ」
そう言われて結局二日間足止めを食らった。
そして、俺は「よし!行くぞ!」と言い彼女達も「私達も頑張るぞ!」と声を上げた。
そして、入ってビックリした。だって入ってすぐに上級職でも相手をするのが難しいブラック・バウンドに会い戦闘が始まった。
しかし、問題は無かった。
俺のチームは最強と言われる龍神族と鬼神族、蒼炎龍もいるのだ。
だから、始まって俺が一呼吸する間にたおしてしまった。
そして、そんな感じで八十階層までたどり着いた。
ここのダンジョンは百階層だから、後少しで終わるはずだった。
だが、不規則ダンジョンを見つけた。
不規則ダンジョンとは、魔力によってダンジョンは拡張しているのだが、ダンジョンの許容量を超えると溜められる場所が無くなるので、新しくダンジョンを作りそこにためるのだ。
そして、それが不規則ダンジョンなのだ。
「どうする?こっちも攻略するか?」
「え~と、魔力と体力、装備が保つならいきたいけど、でも厳しい物があるかも」
「そうか、やはり厳しい物があるか。まぁ、ひとまずこっちのダンジョンをクリアしてから決めよう」
そして、八十階層に入る階段を降り終わったときだった。
「え!?扉がある。しかも、あれ龍核石とミスリルそれに、魔力核石の合成金属の扉じゃない!」
「なにそれ、凄いのか?」
「スゴいなんてもんじゃない。混ざらないと言われるのよ。そんなことが出来る技術は現在でもないわよ」
「よし、帰りにこれを俺の家にテレポートさせよう」
「賛成よ!これでゴーレム作りましょ!」
そんな話をしながら扉の奥に入っていった。
そして、後にいる生き物の影には気付いていない。
そして、気付かなかった彼らにこの影の持ち主は彼らに鉄槌を落とすことになる。
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