先が気になる作品

カクヨムの小説は活字中毒の自分にとって、なくてはならないもの。
例えれば、映画鑑賞時のポップコーンのような。デスクワークの柿の種のような。ゲームの合間のベビースターラーメンのような。
けれどごく稀に、ふとつまんだものが想定外の味で驚く事がある。
例えれば、舟和の芋ようかんのような。すやの栗きんとんのような。たねやの末廣福饅頭のような。
この作品はそういった類のもので、要するに「うまい」のだ。
これから先、主人公がどうなるのか。知らず過去と現在を行き来する彼がどうなるのか。楽しみは尽きない。

レビュワー

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