日本人の心に馴染み深いリズムを刻むタイトルを冠したハイ・ファンタジー。
ある少年を主人公に始まった物語が比較的王道の俺TSUEEEだと思ったら(勿論十分にレベルが高く面白い)、視点が変わって別の少年が主人公でちょっとビターな曇らせファンタジーが始まった。
とても新鮮なアイデアだと思った。
主人公が入れ替わると何か違和感、お気にのキャラクターとの格差みたいなものを感じて読む気が失せてしまう経験をされた読者諸兄は少なくないのではないか?
どうか安心されたい。
この作品は、もしかすると今後も主人公が色々と変わるのかもしれないが、皆魅力的なキャラクターで話の内容も面白く、一度読み始めれば続きが更新されるのを待ち遠しく感じられることを保証する。
この作品が多くの皆さんの目に留まり、たくさん評価され、世に羽ばたかれることをお祈りしています。