熱中症
タンパク質でできていない
人生は
煮たり、焼いたりじゃ
美味しくならない
色は透明
一口ほおばると
形も
味も
曖昧な、魚の目玉のよう
幸いなのは
僕は
タンパク質でできた 脳みそは
たった40度で
ダメになる
思い出も
良心も
幸も不幸も
ちょっとの真夏の猛暑日に
ふやけて解けて
ダメになること
暑い青色が滲んでいる
全部ダメになるのは もったいぶって
僕は水を飲んだ
デウス・エクス・マキナは多分ハピエン厨 呱々夜やこ @sv_px
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。デウス・エクス・マキナは多分ハピエン厨の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます