第一部 読了で書かせていただいてます。
とにかく絶叫と効果音と血と弾け飛ぶ肉片。
迫力の戦闘シーンの圧倒的な勢いに 呑み込まれる。
怒涛の文字量がカッコいいです。
訪れる仲間や恋人との平和なひととき。
そして それらが全て 血と肉片に変わっていく絶望感。
それでも歯を喰い縛り満身創痍で歩き続ける主人公がカッコいいんです。
本当に勢いだけで書いてるんじゃあ?って思わせるスピード感過剰なぐらいの文体の裏側にある緻密に練り込まれた世界設定と物語の構成。
そこに光る冷徹な作者様の知性がカッコいいのです。
そして作品全体を貫く 優しさと不正を許さぬ正義の心が ホントにカッコいい。
とにかく とにかくカッコいいんだよぉぉぉぉッッッ!!!
バトル、呪文、神話、機械化……
様々な要素を兼ね備え、尚且つ恋愛等の展開もある。
筋肉の動きの一つ一つが唸るようなシーンや、複雑な呪文詠唱!少年誌、青年誌のような、とにかく熱い展開が繰り広げられる‼︎
そして、恋愛面……タグにはハーレムとあるが、主人公が真っ直ぐすぎるが故!、副題にもある通り見事にへし折られていく。
女性陣も、主人公と並び立つような戦闘で息つく暇もありません。
こんな真っ直ぐで一心不乱に他者のために戦う主人公誰だって惚れるよ!
ストーリーの重みに圧倒されながらも、バトルや恋愛と様々な要素で満たされたこの作品。
是非とも、手に取ってみてはいかがでしょうか。
オススメです。