短編賞への最適な投稿時期と投稿数を独断と偏見で考える

「短編賞向けには、いつ何本くらいを投稿するのが最適なのか?」


 この問いへの答えは「シンプルに中間突破だけを狙う場合」「各種キャンペーンも含めてカクヨムコンを満喫したい場合」で変わってくるように思っています。

 説明が長いので、手っ取り早く結論だけ見たいんじゃ! という方は【まとめ】をどうぞ。



【シンプルに中間突破だけを狙う場合】

 これに関しては「期間中のなるべく早い時期」一択だと考えています。

 シンプルに、それだけ★をいただける期間が長くなるからですね。

 新作の場合、初日は混むので避ける等の若干の調整はありかもしれませんが、あまり大きく遅らせてもメリットはないように思います。

 旧作に関してはそういった調整も必要ありませんので、開幕と同時に応募するのが最善手かと思います。


 本数についても「管理しきれる数」であれば問題ないかと思います。

 さすがに数十本も投稿するのは、どれがどれだけ評価を得ているかを把握できなくなりそうなので避けた方がいいと思いますが、全体を見渡せる範囲であれば大丈夫かと思います。



【各種キャンペーンも含めてカクヨムコンを満喫したい場合】

 この場合は少し事情が変わってきます。

 というのも例年、カクヨムコンの期間中には各種の投稿キャンペーンが開催され、そのうちには短編賞を対象にしたものもあるからです。

 具体的には、昨年は以下のようなキャンペーンがありました。


 ・ご当地小説キャンペーン https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_short_5107cp

 ・カクヨムコン8ブートキャンプ https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_bootcamp

 ・短編マイスターキャンペーン https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_short_Meistercp


 ご当地小説は昨年だけだと思いますが、他は例年、同様のコンテストをやっているようです。

 概略は以下の通り。


 ◆ カクヨムコン8ブートキャンプ

  - 期間中(12/27~1/5)に新しい作品を投稿し、『第8回カクヨムWeb小説コンテスト(長編部門)』または『カクヨムWeb小説短編賞2022』に応募すると、抽選で図書カードネットギフトプレゼント

  (他項目は短編賞に関係ないので略)

 ◆ 短編マイスターキャンペーン

  - 短編賞に複数作品エントリーで、抽選でAmazonギフト券プレゼント(2作品以上or5作品以上で当選額が異なる)


 年末年始の投稿キャンペーンに参加したい場合、開幕と同時に持ち弾すべて撃ち切ってしまうのは得策ではないかもしれません。

 また、短編マイスターキャンペーンに参加しようとすると、複数作の投稿が必要になってきます。

 これらにフル参戦しようとした場合、以下が最適解となりそうです。


 ・年末年始に新規投稿するための作品を、最低1作用意しておく

 ・投稿数は2作以上(できれば5作以上)とする



【まとめ】

 それぞれ、1行でまとめると以下の通りです。


[シンプルに中間突破だけ狙う場合] 応募数は把握しきれる範囲ならいくつでも。コンテスト期間中のなるべく早い時期に応募する

[キャンペーンにも参加したい場合] 応募数は5作以上。うち1作は年末年始投稿キャンペーン向けに温存


 とはいえ当然ながら、キャンペーン内容は運営様の采配次第で変わる可能性が多々ありますので、その点はご了承いただければと思います。


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 本連載は平日更新なので、明日・明後日はお休みをいただきます。

(休日はカクヨムコン9向け長編の原稿に集中します。なんとか……11月中には初稿を書ききりたい……!!)

 よろしければ、また月曜日にお会いいたしましょう。

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