極私的短編賞考察
カクヨムコン8短編賞、私はこう戦った
まずはこの話「前回の立ち回り」から。
このタイトルで読みに来てくださる方が、真っ先に知りたいと思うことでもあるでしょうし。
2022年短編賞、私の基本戦略は以下のようなものでした。
「手持ちの5000~10000字の短編で、出せるやつを全部放り込む」
↓
「12月中に伸びの良かった1作を本命として、1月中はひたすら本命をブラッシュアップする」
結果的にその1作で短編賞をいただけました。
【経緯】
もともと私は他サイトで投稿をしていましたが、2022年3月にコンテスト参加目当てでカクヨムにアカウントを作りました。
そのため、他サイトで投稿していた短編のストックがそれなりの数ありました。
一方で、出せる完結長編のストックはなく、新作を書いてもカクヨム歴の短い自分では★を集められないと思われたため、カクヨムコン8は短編賞のみに絞って参加することにしました。
別サイトでの知り合った方に「短編賞の中間選考は★が少なくても拾い上げられることがある」とも聞いたので、それなら★が集められないであろう自分にも中間突破チャンスがあるかもしれない……とも思いまして。
最終的に、既投稿作・他サイトからの移植作・完全新作を合わせて計10本応募し(コレクションにまとめています https://kakuyomu.jp/users/hiiragi_goshiki/collections/16817330650212960567 )、うち4本が中間通過、さらにそのうち1本が短編賞をいただきました。
【考察】
個人的には「12月中は数打ちつつ、1月中は通る可能性がありそうなものに注力する」作戦、それなりに有効なのではと考えています。
もちろん全部に力を注げればそれが一番いいのですが、応募作がたくさんある場合は、なかなか労力的に手が回りきらないと思います。
かといって中間通過作の総数を考えると、ブラッシュアップなしで抜きん出るのはとても困難かと思います。
戦えそうな所にリソースを集中する作戦は、時間と労力が限られる中では有効に働くのではないかと考えています。
で、ここで発生するであろう疑問がひとつ。
「具体的に、どのくらいの条件下で中間突破の見込みが出てくるのか?」
通過条件、確かなことを言えるのはもちろん選考側だけではあるのですが……
あくまで筆者の経験として「カクヨムコン8ではこのくらいの★で当落分かれた」という値はありますので、次回はその話をしてみようと思います。
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