まるでその場所にいるかのような

じっくりと読書をしたい方におすすめの作品です!
情景描写がとにかく細かく、風の音すら聞こえるほどの臨場感があります。また、語り口は硬いのですが、まさしく主人公が語って聞かせているような抑揚が感じられ、読み進めるのが全く苦ではありません。結末が明らかになってしまっているとしても、二人の間にどのような思い出があるのか、ぜひ聞かせていただきたいと思います……!