応援コメント

第44話 拭い去れない不明の悪意(4)」への応援コメント

  • 脅しと駆け引きだけでリアルバトルを回避する神展開ですね。リアルにバトルして死人がでたら隊の規律に影響を及ぼすでしょうし。
    ジョンは善人とは形容できませんが、ただの悪人でもないような気がします。
    猛者どもを従えているし、ただの悪人ならこの世界でとっくに死んでいる気がします。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます。

    <(_ _)>

    巨人(エブニシエン)と魔女(ディアドラ)、二人がケンカすると周辺被害がシャレになりませんので、自重してもらいました。

    この二人、やるときは容赦がないのですが、意外と理性的ですので、そういう判断と行動はできるわけです。

    じゃあ、そもそも変な挑発するなよ、とか、挑発に乗るような発言するなよ、というところもあるわけですが、……折り合い悪いんですよ、この二人。

    お互い積極的には干渉しないようにしているので、あまり表面化はしていないのですが……うーん、殺伐とした人間関係。


    ただの悪人ならこの世界でとっくに死んでいる気がします。

    →するどいご指摘です。まさにそのとおりで、基本的な行動は、悪ですし、ろくでもないことも多々やりますが、人殺しが生業の傭兵団においてすら、完全に付いていけないドン引きレベルの行動はあまりやりません(やることもありますが、それが平常運転ではありません)。

    集団の内側に対しては、雇用関係にある以上、だいたい構成員である兵が我慢できる範囲を見定めて行動しています。また、ちゃんと給金を払うことで一定の信頼関係を築いています。

    集団の外側に対しては、……たくさん恨みを買っています。それが脅威になるようなら、多分、叩ける内に叩き潰しているような気がします。

    無軌道あるいは、衝動的に悪事を行っているように見えて、その実、きちんと考えた上で行動しています。彼は、彼なりに目的があり、その目的に適していると考えていまのスタイルを選択しています。

    もし、その目的が存在しないif展開があったら、彼はどんなキャラクターだったんだろうなあ、と考えることはあります。