応援コメント

第23話 仮初めの庇護(1)」への応援コメント

  • ジョンは、奴隷の売買に手を出したことはない
    →ジョンという男は作品中で狂気を見せることはありましたが、奴隷売買はしないのですね。
    ジョンは暴力に関しては手抜きはしないけれど、誇り高さというか、自分の中にルールを持っていて、そのルールが他人に理解されることが少ない。
    そんな男なのではないでしょうか。
    一読者の見解ではありますが。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます。

    <(_ _)>

    おっしゃるとおりです。誇り高いとまでは言えない青年ですが、彼は、彼なりのルールを設定して、その枠の中で動こうとしています。ふざけた小悪党じみた態度が目立ちますが、根のところは、わりと深刻で重苦しい奴なのです。

    ご指摘のとおり、理解されることは少なく、また彼自身も理解されることを拒んでいるので、おそらく良い結末は迎えられない人物です(こいつ主人公なんですが……)。

    貴作「セカイが壊れるオトがする」でクレリアがアストリアのために、トラウマケアの本を読んでいる、という記述を拝見したとき、本当の意味でジョンに必要なのは、暴力ではなく、そういったヒロインなり友人なんだろうな、という考えが頭を過ぎりました。

    しかし、少なくとも現時点では、ジョンには、そのような関係性が許される人物はいない状況です。