下ろされる前に…と読み始めたら、一気読みしてしまいました!
めちゃくちゃ面白かったです!
特に猿という不気味な存在に言及されてからは、ミステリーとホラーの間を走るようなハラハラ感で楽しすぎました!
お兄ちゃん、見つけられてよかった!!!
蒼雪くんの執念、報いられてよかった!!!
個人的に、メンタル強くてフィジカルも強いユーリくんがカッコよくて推しです!!
作者からの返信
長谷川さん、ありがとうございます!
お時間をいただきまして、感謝しております。楽しんでいただけて何よりです!
実際に怪異はひとつもないのですが、七不思議なのでどこか不気味な雰囲気を出せればと思いました。そう言っていただけて嬉しいです。
実鷹も、蒼雪も、それぞれ目的を果たせて良かったと思っております。
侑里は本当、強いですね。推していただけて光栄です!
消される前にと一気読みしました。
能の世界の奥深さを知りました……
蒼雪くん、すごいですね。一番の策士。彼が主人公ではない書き方もなるほどと面白かったです。
廊下から腐敗臭しなかったのかな。離れてるからわからなかった??
開かずの間は比喩で別の場所を差すのかと思っていましたが、井場ならそうするかとも納得。
読み応えありすごかったです。
作者からの返信
まりんあくあさん、ありがとうございます!
一気読み、お時間をいただきまして本当にありがとうございます。
能の世界は不思議ですよね。未だ分からないことだらけです。
蒼雪は探偵役ですので、あえて主人公から外しています。といっても、実鷹も能で言うところの役割では「ワキ」ではあるのですが。
旧校舎は人が立ち入らないですし、鉄扉も分厚くて重いので、誰にも気付かれなかったのでしょうね。
井場先生は自分のテリトリー以外のところに隠すのは、怖くてできなかったことでしょう。
本当に、ありがとうございました!
ようやく最後まで拝読出来ました。
七不思議にこんなおぞましい事件が絡んでいたなんて。
点を追っていき、点と点が繋がり、1本の線となっていく様、お見事でした。
能楽で物語に深みを与える技法は、真名鶴さんならではですね。
子どもの頃に観た薪能を思い出しつつ、炎に照らされて薄く笑う蒼雪を想像したりして、生唾を飲み込んだりもしました。
是非、書籍で拝読したい物語です。
最後に、遅ればせながら完結お疲れさまでした。
作者からの返信
切由さん、ありがとうございます。
最後までお付き合いありがとうございました。
なかなかおぞましい真相になってしまい大丈夫かなと思っていたのですが、楽しんでいただけたのであれば何よりです。
蒼雪は篝火に照らされるのが似合いそうですね。
本当にありがとうございました!
編集済
とても面白かったです……! 構成が丁寧に整えられていて美しく、「浮かばれる」という言葉が何よりも似合う結末で、素晴らしい読み応えでした。
天気が崩れて重い雲が垂れ込める5月〜6月の空模様と、下界で蓄積していく人の業や行き場のない感情の泥濘とが渦巻きながら、不思議と息苦しくはなくて、するする読み進められました。能楽や七不思議を交える怪異から、逃れようのない現実へと上がっていくような感覚が違和感なく溶け込んでいて、とても好ましい読み心地でした。
テーマには「仇討ち」や「雪辱を果たす」といったことがあるのかなと思うのですが、蒼雪くんの独特な名前も、後者の言葉を想像させるなと。三十五年前に雪が降りしきる中で亡くなり、そして地下深くに沈んでしまった死者を浮かび上がらせ、蒼穹の下に戻す。そんな当てはめが思い浮かんでしまいました。被害者の名前に入っていた日と慶も、晴れを連想させるものだったので、なおさら。佐々木くん兄弟も、どちらも名前に鳥が入っていて、囚われて雁字搦めだった所を解き放たれて、夏の晴れ空に飛んでいけたのかなと連想してしまいました。
解釈で長文になってしまい、すみません。とても有意義な読書体験をいただき、ありがとうございました!
作者からの返信
葉霜さん、ありがとうございます!
沈む、浮かぶ、大事なキーワードでありました。無事に浮かべていたでしょうか、良かったです!
作中、ずっと雨が降っておりました。最後でようやく梅雨が明けます。分厚い雲の下で、閉ざされた学園での業が渦巻く、そんな風に描ければと思っておりました。
どうしようもない現実(特に過去)を隠す七不思議、明かす能楽、溶け込んでいたようで何よりです。
蒼雪の名前も、実鷹の名前も、鷲也の名前も、込めたものがあります。慶の字もそうですね。そこに気付いていただけて嬉しいです。
最後まで本当にありがとうございました!
遅らせながら、完結おめでとうございます!
人の業や仇討ち。そして能楽を織り交ぜた演出等々、面白かったです。
リアリストな蒼雪くんと怪異であってほしい実鷹くん。
真実は残酷でしたが、無事に浮かばれたのかな、と思いました。
個人的に、裏方で動く侑里くんの活躍が良かったです。
実鷹くんとは違った相方って感じがして。
作者からの返信
有木さん、ありがとうございます!
楽しんでいただけたのであれば嬉しいです。
呪いなどない、呪いはある、対照的なふたりのたどり着いた真実によって、沈み果てたものは浮かんだろうと思っています。
侑里も実は活躍してましたね。蒼雪に便利に使われたところもありますが。
最後まで本当にありがとうございました!
読み終えました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )!
完結、お疲れ様です。
最後にお兄さんと会えたのは、救いだったように感じます。
おぞましく、禍々しい事件でしたが、それでも実鷹くんとお兄さんの絆というのがあってよかった(´;ω;`)お兄さん、あれだったけれど……。
ちなみにこちらにもファンアートを贈らせて頂きましたので、お時間があるときにご確認をお願いします。
↓近況ノート
https://kakuyomu.jp/users/honran05/news/16817330662658964615
作者からの返信
あさぎさん、ありがとうございます!
最後に帰れたことは、救いだったかもしれません。もちろん望んだ形かどうかはさておき……。
ファンアート、本当にありがとうございます!
そして最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
編集済
学園という閉ざされた世界で
マウントをとり、貶める人の醜さ。
七不思議の真実にゾッとしました。
一方で、兄を慕い、甥を想う切なさ。
家族の、親族の絆を感じました。
能楽の知識がなく、
全部は受けきれなかったかもしれませんが
聞き慣れない言葉が怖さを引き立てて
おどろおどろしい感じがマシマシでした。
ヒメくんの薄っすら笑う姿が
格好良くも恐ろしかったです。
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
三寿木さん、ありがとうございます!
学園というのは本当に、ある種の密室であるように思います。その中に多数の人間がいて、そこには良いも悪いも様々なものが渦巻いている。
能楽の謡、雰囲気を感じ取っていただけて嬉しいです。
なかなか癖のある蒼雪でしたので、そう言っていただけて感謝しております。
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
完結、本当にお疲れ様でした。
大作ですね。
とても読み応えがあって、感服いたしました。
作者からの返信
雨さん、ありがとうございます!
完読ありがとうございました。楽しんでいただけたのであれば、幸いです!
遅くなりましたが、完結おめでとうございます!
七不思議に隠された復讐劇、過去の事件、隠蔽された真実。
真実にたどり着くまでに、犠牲者が出てしまったのは悲しいことですが、事件が明るみになったのは救いですね。
蒼雪くんの能の台詞も、物語をより一層引き立てていて魅力的でした。
ハラハラドキドキの学園ミステリー、最後まで堪能させて頂きました。
ありがとうございました。
作者からの返信
最後までありがとうございました!
犠牲がなければ向き合うことができなかったという部分もありますが、こうして明白に晒されたことで救われるものもあるのでしょう。
能から紐解くミステリー、楽しんでいただけたのであれば幸いです。
こちらこそ本当にありがとうございました!
なんとか間に合った。誤字報告ですが、あのあとは目立ったものがありませんでした。さすが真名鶴さん!
蒼雪氏の過去を知ると、つい宝生流の家元を思い出してしまいますね……。
もう片手では足りないくらい読み返しておりますが、そのたびに新たな味わいを見つけられて、本当にすごい作品だと思っております。
そして無性に能楽に触れたくなる。久々に、薪能を観に行ってこようかな。
素敵な物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
鬼無里さん、ありがとうございます!
何度も読み返してくださって、本当にありがとうございました。
ぜひ薪能、見に行ってくださいね。